チェコ野球の新星、マレク・フルプが巨人と支配下選手契約を締結

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読売ジャイアンツは、2025年7月12日にチェコ出身の外野手マレク・フルプ選手との支配下選手契約を締結したと発表した

この契約により、フルプ選手はチェコ出身選手として初めて日本プロ野球(NPB)での支配下登録選手となる

支配下登録選手とは、NPBにおいて支配下契約を結んだ選手のことで、球団はその選手を一軍または二軍で使用することができる

契約の発表直後、チェコ野球協会はインスタグラムにおいてフルプ選手の写真と共に「速報!」と投稿し、母国からも祝福の声が寄せられた

協会は日本語で「頑張ってマレクフルプ」とエールを送るなど、フルプ選手の活躍を期待している

フルプ選手は、その大柄な体格から「チェコのジャッジ」と称されており、これはアメリカンリーグ・ヤンキースのスター選手アーロン・ジャッジにちなんだニックネームである

彼はチェコ代表として2023年のワールドベースボールクラシック(WBC)や2024年のプレミア12にも出場しており、国際舞台での経験も豊富だ

昨年2024年9月に育成選手として巨人に入団してから、今季はイースタン・リーグで66試合に出場し、打率.265、4本塁打、29打点を記録して精力的な活躍を見せている

新たな背番号は「39」となり、この日行われる横浜DeNAベイスターズ戦から即座に一軍に昇格する予定がある

マレク・フルプ選手の支配下登録は、チェコ野球の発展にとっても重要なステップであり、彼の活躍が国際的な評価を高めることが期待されます。また、彼が即一軍昇格することは、才能ある選手の競争の中での成長を示しており、今後のプロ野球の裾野を広げる可能性があると言えるでしょう。
キーワード解説

  • 支配下契約とは? 選手がNPBにおいて球団と結ぶ契約であり、選手は公式に一軍または二軍で活躍することができる。
  • ジャッジとは? アメリカのプロ野球で活躍するスター選手アーロン・ジャッジに由来し、フルプ選手の体格やプレースタイルに関連づけられたニックネーム。
  • イースタン・リーグとは? NPBの二軍を中心としたリーグで、数多くの育成選手が活躍する場となっている。

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