チェコ出身のマレク・フルプ選手、NPB初の支配下登録を果たし意気込みを語る

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チェコ出身の野球選手、マレク・フルプ外野手(26)が、7月12日に行われた記者会見で、読売ジャイアンツと支配下登録契約を結んだことを発表しました

これにより、フルプ選手はチェコ出身選手として初めて、日本プロ野球(NPB)で支配下登録選手としてプレーすることになりました

自身の役割と日本プロ野球への期待

会見の中でフルプ選手は、「自分がNPBの選手になったことで、あまり人気のないスポーツである野球が、少しでも多くの人に知ってもらえたらという思いがあります」と語り、チェコ国内での野球人気の向上への意欲を示しました

サポートを受けたチェコ国内

また、チェコ国内からの応援についても触れ、「たくさんのサポートをいただき、これからも励みになる声援をいただければ嬉しいです」と笑顔で話しました

彼は、チェコでは野球の試合がテレビ中継されていない現状を説明しつつも、YouTubeなどのインターネットプラットフォームで、日本プロ野球のハイライトや結果を楽しむファンが多いことを明かしました

NPBでの成績

フルプ選手は、昨秋にNPBに加入し、今シーズンはイースタン・リーグで66試合に出場し、打率.265、4本塁打、29打点を記録しています

チェコ代表として2023年のワールドベースボールクラシック(WBC)に出場し、日本の佐々木朗希から安打を放ったこともあり、「チェコのジャッジ」として注目されています

今後の展望
フルプ選手の背番号は「39」と決まり、すぐに横浜スタジアムで行われるDeNA戦に出場する見込みです

彼の活躍がチェコ国内での野球人気を高めることが期待されています

マレク・フルプ選手の支配下登録は、チェコ出身選手としての歴史的な出来事です。彼の活躍が日本の野球界に新たな風を吹き込む可能性を秘めていて、多くのファンが彼のプレーに期待しています。また、彼自身もチェコの野球人気向上に貢献したいと語っており、その意欲が感じられました。
キーワード解説

  • 支配下登録とは? - プロ野球チームが選手と契約し、公式にチームの一員として認めること。
  • イースタン・リーグとは? - 日本のプロ野球の2つの二軍リーグの一つで、主に関東地方のチームが参加するリーグ。
  • WBCとは? - ワールドベースボールクラシックの略称で、世界の野球国が争う国際大会。

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