中日が広島に勝利、苦境からの脱却を狙うも得点力不足が深刻化
中日ドラゴンズが7月12日にバンテリンドームで開催された試合で、広島東洋カープに7-1で勝利したこの試合では広島が今季2度目の5連敗を喫し、4月3日以来となる今季ワーストタイの借金3に陥った
広島は、再開後のリーグ戦14試合連続で3得点以下という厳しい状況に直面している
試合の詳細
広島の打撃陣は9回に小園海斗内野手(25)が適時打を放ち、完封負けを免れたものの、得点はこの1点のみ先発ピッチャーの玉村昇悟(24)は初回から不調で、3回までに5点を失い、結局5回8安打4三振5失点の成績でシーズン7敗目を喫した
新井監督のコメント
試合後の会見で新井貴浩監督(48)は、玉村のピッチングについて「球のキレもなかったし、甘い所に集まっていた」と指摘また、打線の状況について「打てるように力を付けていくしかない」と述べ、現状の得点力について深刻な危機感を示した
監督は「シーズンは長いので、我慢のしどころ」と強調しつつも、テコ入れについては「ここでは言えない」とコメントを控えた
次の試合に向けて
加えて、遠藤が2番手ピッチャーとして好投したことについて「真っすぐで空振りが取れていたし、すごくいいものを見せてくれた」と高く評価した今後、先発や中継ぎのローテーションにおいて、選手起用についての考えが進む可能性がある
中日ドラゴンズが広島東洋カープに勝利したものの、広島は深刻な得点力不足に陥っており、試合後の新井監督の発言からもその問題が浮き彫りになりました。選手や監督のコメントは、打撃力を高める必要性を強調しており、今後の試合でどのように改善されるのか注目です。
キーワード解説
- 借金とは? 借金は、チームの勝敗がトータルでマイナスになっていることを指し、引き分け試合を除いた勝利数が敗北数を下回る状態を表します。
- テコ入れとは? テコ入れは、チームの成績を向上させるために行う戦略や選手の入れ替えを指し、状況に応じた柔軟な対応が求められます。
- 打線とは? 打線は、チームの打撃陣を指し、選手が順番に打席に立つ際の配列や構成のことを意味し、得点力に直結する重要な要素です。

