DeNA、ジャクソン選手が先発で魅せる驚異のピッチング
昨季、26年ぶりに日本一に輝いた横浜DeNAベイスターズ今シーズンはサイ・ヤング賞に輝いたトレバー・バウアーの復帰が期待されていましたが、成績は今一つで、ここまで16試合に先発し4勝7敗、防御率4.06と苦戦を強いられています
首位の阪神とは大差がついており、1998年以来のリーグ優勝は厳しい状況です
一方で、投手ジャクソン選手は昨シーズンにパイレーツでメジャー初勝利を記録し、その後24年にDeNAに入団
来日1年目の昨季は開幕ローテーション入りし、規定投球回数を達成しながら8勝7敗、防御率2.90という素晴らしい成績を収めました
今年も順調で、14試合に先発して7勝4敗、防御率1.83と先発の柱としての役割を果たしています
ジャクソン選手の投球スタイルと特徴
彼の最大の武器は常時150キロを超えるスピードボールです190cmの長身を生かしたフォームは躍動感にあふれており、打者に与える威圧感は非常に大きいです
全投球に占めるストレートの割合はおよそ50%を占め、130キロ台後半のスピードで鋭く沈むチェンジアップや、同じく速さで変化するカットボールも駆使しています
来日直後はコントロールに苦しむことが多かったものの、今年はその問題も減少
特筆すべきは、7回を投げて与四死球が0という試合を3度記録している点です
また、先発投手が6回以上投げ、自責点3以内で試合を終える基準であるクオリティスタート(QS)も14試合中12試合で達成しており、非常に高い試合を作る能力を持っていると言えるでしょう
今後の展望
ジャクソン選手は今年で29歳とまだ若く、今後も先発の柱として活躍が期待されますデータから見ても、彼の成績はセ・リーグの中でもトップクラスに位置しており、今後の試合でもこの良い流れが続くよう願っています
もう一人の先発投手のケイ選手も注目されています
彼はメジャーでの通算成績は4勝に過ぎませんが、貴重な左のパワーピッチャーとして評価され、昨年DeNAに加入
1年目には6勝9敗と負け越しながらも、24試合で136回2/3を投げて防御率3.42というまずまずの成績で残留を果たしました
昨季日本一を達成したDeNAは、トレバー・バウアー選手の成績が物足りない中、ジャクソン選手の活躍が色あせない。年齢やスタイルから考えても、彼の影響力は今後も続く可能性が高い。特に、安定した制球と速い球は、若手選手にとっての模範となるだろう。チーム全体のパフォーマンス向上には彼の存在が不可欠である。
キーワード解説
- サイ・ヤング賞とは?
- クオリティスタート(QS)とは?
- 防御率とは?
- ストレートとは?
- チェンジアップとは?
- カットボールとは?

