巨人・マルティネスが今季28セーブ目、リーグ最多タイに並ぶ

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 ◇セ・リーグ 巨人3―0DeNA(2025年7月12日 横浜) 巨人のライデル・マルティネス投手(28=キューバ)が12日のDeNA戦(横浜)で今季35度目のリリーフ登板を果たしました

得点を許さないヒヤリとした場面もありましたが、無失点で切り抜け、リーグ最多に並ぶ今季28セーブ目(1勝2敗2ホールド)をマークしました

試合の展開とマルティネスの役割

 試合は3―0で迎えた9回、マルティネスが4番手としてマウンドに上がりました

しかし、最初に対峙した桑原選手にチェンジアップを打たれ、左前打を浴びると、続く佐野選手には153キロの直球を左前打され、無死一、二塁のピンチを迎えました

この場面では緊張感が高まりましたが、宮崎選手の右飛によって二走の桑原がタッチアップし、1死一、三塁の危機を迎えました

危機を乗り越えたマルティネス

 次の打席に立った4番・牧選手には8球粘られるも、最終的には二飛に打ち取ることに成功します

これにより2死一、三塁に持ち込むと、続いて代打の戸柱選手には2球目のチェンジアップで遊飛に打ち取り、試合を終了させました

このクローザーとしての役割を果たすことで、チームの勝利に貢献しました

マルティネスのシーズン成績

 マルティネスの今季成績は、28セーブを記録し、これは自身が去った古巣・中日で新守護神を務める故障離脱中の松山選手に並ぶ数字でもあります

投手としての役割を全うしつつ、チームの勝利を支える存在となっています

今回のマルティネス選手の活躍は、投手としての安定感を示しています。特に、ピンチの状況でも冷静に対応できるメンタルの強さが印象的です。こうした選手の活躍は、チーム全体の士気を高める要因となります。
キーワード解説

  • リリーフ登板とは?チームが試合を有利に進めるための重要な役割を持つ投手がマウンドに上がること。
  • セーブとは?試合の終盤に登板し、勝利を守った投手に与えられる特別な記録。
  • チェンジアップとは?投球の一種で、直球と比べて変化球として変則的な動きをする球。

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