秋田商、能代に圧勝!佐藤颯真投手の力投で3回戦へ進出

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秋田商が能代を圧倒、佐藤颯真投手が連投で好投【第107回全国高校野球選手権 秋田大会】

第107回全国高校野球選手権大会の秋田大会において、秋田商が能代に対し12―0で圧勝した

試合は2025年7月12日に山田久志サブマリンで行われ、2年生エースの佐藤颯真投手が重要な役割を果たした

佐藤投手は、ヤクルトの現役最年長選手・石川雅規投手の甥であり、同日登板した石川投手からの激励を受けて好投

今回は4回を49球で抑え、3安打無失点の成績を残した

連日の登板となったが、彼は過去1試合で79球を投げた疲れを感じさせない力強いピッチングを展開した

佐藤投手の身長は1メートル83センチ、体重は85キロと恵まれた体格を持つ

彼は普段140キロに迫る直球を投げるが、今回は連投を考慮し、最速136キロに抑えて試合を有利に進めた

試合後、彼は「昨日も2試合経験したので、次も頑張りたい」と自信を見せた

石川投手は28年前、佐藤の母・恵さんの弟であり、当時は甲子園で活躍した名選手

彼は今も現役で奮闘しており、佐藤投手にとっては大きな背中となっている

監督の太田直氏も、佐藤投手を「下級生ながら背番号1をつけて試合を作ってくれた」と称賛した

佐藤投手は、母校の名を背負い、昨夏の無念を胸に決勝を目指している

「今度こそ甲子園を目指したい」と強い抱負を述べ、10年ぶりの甲子園出場に期待を寄せている

秋田商の佐藤颯真投手は、叔父である石川投手からの激励を受け、圧倒的な投球でチームを3回戦へ導いた。彼の持つ強い意志や体格は、大会に向けた自信につながる貴重な経験となった。教育を受けた名門校の若手選手が次世代の星となる可能性を秘めている。
キーワード解説

  • 全国高校野球選手権とは? 全国高校野球選手権は、日本で毎年開催される高校野球の全国大会で、特に甲子園球場での試合が有名です。
  • エースとは? 野球におけるエースは、チームで最も信頼されている投手のことを指し、重要な試合で先発することが多いです。
  • 連投とは? 連投は、投手が前日に続けて同じ日または短期間内に複数試合で投げることを指し、選手にとっては体力的・精神的に負担がかかります。

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