彼の適時打によって、チームは待望の勝利を収め、甲子園の虎党は大いに盛り上がった
小幡の勝ち越し適時打
試合が進む中、四回には2点差を追いつき、無死一、三塁の絶好のチャンスを迎えた小幡選手追い込まれた状況にもかかわらず、外角の直球をしっかりと捉え、右前への勝ち越し適時打を放った
「2点入って気持ち的にも楽でした
なんとか事を起こそうと思って必死に食らいつきました」と彼は試合後に語った
小幡のこの一打が、試合の流れを変える重要な瞬間となった
ダメ押しの二塁打
続く八回、試合は3-2の接戦小幡は2死一塁の場面で再びヒーローとなる
阪口の直球を捉え、左中間を破る適時二塁打を放った
「大山さんが必死に走ってくれて感謝してます」と、チームメートへの感謝も示した
プロ初の2桁打点
この試合の2打点により、小幡選手はプロ7年目にして初の2桁打点に到達したシーズン開幕前には「打点、得点に絡みたい」と意気込んでいた彼が、その目標を実現した形だ
打順が6~8番に変動する中でも、「もっともっと積み重ねられるように努力したい」と意気込みを見せた
困難を乗り越えて
今季は左下肢の筋挫傷で離脱する苦しい時期もあったが、小幡選手は決して諦めなかった「お尻を使う」というトレーニングを意識し、地道に練習を続けてきた
再びこの舞台で活躍することを心に決めていた彼の姿勢は、多くのファンに希望を与えている
今後の展望
遊撃のポジションは熊谷選手と併用され続けているが、小幡選手は「出たときにやるべきことをしっかりやる切磋琢磨しながら頑張りたい」と今後の意気込みを語った
レギュラーの座をつかむために、引き続き全力を尽くす姿勢が求められる
小幡選手の活躍は、彼の成長だけでなく、チーム全体にとっても大きな意味を持つ。特に、怪我からの復帰後の彼の姿勢は、多くのファンに希望を与えるものであり、今後の試合でも期待が高まる。
キーワード解説
- 適時打とは?適時打は、試合の重要な場面で得点を生み出すヒットのことを指します。この打撃が決まると、チームの士気が高まり、試合展開にも大きな影響を与えることが多いです。
- ダメ押しとは?ダメ押しは、試合中に勝利が確実となった後、さらに追加点を取ることを指します。このプレーは、相手チームに精神的なダメージを与え、試合を有利に進めるための重要な要素です。

