阪神・小幡が決勝打!走り方改革が生んだパフォーマンス

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◇セ・リーグ 阪神5―2ヤクルト(2025年7月12日 甲子園)阪神タイガースは、ヤクルトに5対2で勝利した試合で、6番打者の小幡が値千金の決勝打を放った

この試合では、4回無死一、三塁の場面で小幡が右前適時打を打ち、今季初の勝利打点を得ることに成功した

小幡は「なんとか、事を起こそうと食らいついた結果

良かったなと」とコメントしており、難しい状況のなかでの打撃を評価した

彼は常に盤面を読んでおり、ヤクルト内野陣の併殺シフトを利用することを考え、外角の直球を思い切り引っ張り込むことで、一、二塁間を抜く狙い通りの適時打を生み出した

この一打は、今季2戦2勝だったヤクルトの投手・石川を攻略する重要なプレーとなった

また、試合はさらに続く

3対2の8回には、2死一塁の場面で再び打席に立ち、阪口の外角直球を捉えて左中間を破る適時二塁打を放つ

この打撃により、小幡は自身初のシーズン2桁打点に到達

「もっと積み重ねられるように」とさらなる向上を目指している

小幡はこの成功の背景には、5月に行った「走り方改革」がある

昨シーズンは連続安打を記録するも、度重なる怪我に悩まされた

そこで自らの走りを見直し、姿勢を改善することで体への負担を軽減したと述べている

練習前にはメディシンボールを使用して上半身の姿勢を保ちながら走るルーティンを取り入れており、今では「走り方が良くなって体が疲れにくく感じる」と語る

24歳の小幡は、遊撃手としてのレギュラーの地位を確固たるものにするために、日々努力を重ねている

今後の活躍に期待が寄せられる

阪神の小幡選手の活躍が目立った試合でした。彼の決勝打はただの運ではなく、しっかりと準備をしてきた結果であることがわかります。また、走り方を見直すことでパフォーマンスが向上し、これからのシーズンが楽しみです。若い選手が成長している姿は、球団やファンにとっても嬉しいことでしょう。
キーワード解説

  • 勝利打点とは?スポーツの試合でその選手の打撃によってチームが勝つために必要な得点を示す指標です。
  • 併殺シフトとは?野球において二塁手と三塁手がイニングごとに配置を工夫して、相手の併殺プレーを狙う守備の配置です。
  • メディシンボールとは?体力トレーニングに使用される重いボールのことで、体幹を鍛えるために使われます。
  • 走り方改革とは?選手がケガをしないようにするために、自分の走り方や姿勢を見直して改善することを指します。

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