佐々木俊輔、プロ入り2度目の猛打賞達成！ 巨人が横浜スタジアムで300勝に到達
（セ・リーグ、DeNA0－3巨人、12回戦、巨人9勝2敗1分、12日、横浜）試合開始わずか3球の速攻劇が繰り広げられた巨人の外野手・佐々木俊輔（25）は、今シーズンも不振を乗り越え、2カ月ぶりに先発出場
その初打席で、相手投手を見逃さずに初球を振り抜き中越えの適時二塁打を放った
佐々木は「チャンスで回ってきたとき、初球にいけなくて結果を残せず2軍に落とされたこともあったので、打てると思った球はいこうと思った」と初ヒットの喜びを語った
佐々木は昨季、ドラフト3位で巨人に入団し、球団にとって28年ぶりの新人開幕1番スタメン出場を果たした
しかし、今年4月に1軍に昇格してからは成績不振が続き、22打数2安打、8三振という結果が響いて2軍降格となる苦しい時期も経験
彼は「落ちては結果が出る、でも上がったときに出ない」と自問自答し、原因を探った
以前の失敗を教訓にし、「今までと同じになりたくなかった
思い切って変える」の方針でツーストライクからのアプローチを意識することにした
この日の2、3打席目でも彼は冷静に打席に入り、追い込まれてから安打を放つ
結果として、プロ入り2度目の3安打猛打賞を達成した
再昇格後の7月4日以降、打率は・636（11打数7安打）という驚異的な成績を残している
佐々木の愛称は、絵本『おさるのジョージ』の主人公にちなんで「ジョージ」と名付けられ、貴重な活躍にチームも盛り上がるなか、ベンチに「おさるポーズ」で応じる姿が印象的だった
この試合で巨人は、横浜スタジアムで通算300勝に到達
セ・リーグでは、首位の阪神と同じく貯金生活に突入
佐々木は今後の競争を感じながらも、「この中で生きていくしかないので
毎日必死にやっていきたい」と新たな決意を語った
この記事は、巨人の佐々木俊輔選手の努力と成長を描いており、プロスポーツ選手の厳しさや競争の中での勝ち抜くための姿勢が感じられます。しかし、彼が冷静さを取り戻して活躍する姿は、多くのファンに次の試合への期待感を与え、これからの成績や成長に目が離せません。
キーワード解説
- 猛打賞とは？：打者が1試合で3安打以上を記録することを言い、特にその試合での活躍を表す重要な指標の一つです。
- 適時二塁打とは？：打者が打ったボールが二塁まで進み、走者がホームを踏むことができるヒットです。この結果、チームに得点をもたらすため、非常に価値のある安打になります。
- ツーストライクとは？：打者が2ストライクを取られた状態で、次の球を打つことです。この状況では、打者にとって失敗するリスクが高まります。
- 貯金生活とは？：勝利数が敗北数を上回っている状態で、チームの勝ち越しを表す言葉です。貯金と呼ばれることから、成績の良さを示しています。
