龍谷大平安が夏の初勝利を飾る、圧巻のコールドゲーム
第107回全国高校野球選手権京都大会が13日に行われ、龍谷大平安が京産大付に対して9-0で七回コールド勝ちを収めた新任の川口知哉監督(45)、元オリックス投手が就任4ヶ月での初勝利を手にした
試合の流れ
試合は、龍谷大平安が序盤から攻撃の手を緩めることなく、積極的なバッティングを見せた1回には、相手投手の暴投や四球で得たチャンスを生かし、上田愛輝捕手(3年)が左前に2点打を放ち、先制に成功
その後、高田唯斗内野手(3年)が左越えに2ラン本塁打を放つなど攻撃のリズムを掴んだ
二回にも1点を追加し、さらに五回には高田の三塁内野安打を皮切りに5者連続で単打を放つ好打で3点を挙げ、8-0と大量リードを奪った
最後の六回にも上田がソロ本塁打を放ち、試合を締めくくった
監督の手腕とチームの方針
川口監督は、前任の原田英彦氏の退職後に指揮を執り、春季京都大会では3位に入賞された夏の選手権でこれまでの不安を払拭する初勝利を得て、チームを盤石なものにしていく手応えを感じている
監督は試合の戦略について、「相手の動向を読みづらいため、先制点を確保したかった」と振り返り、選手たちの起用法についても、エースの臼井夏稀投手(3年)を温存するなど配慮を示した
さらに鏡悠斗主将(3年)を含む複数の投手を使ったことで、今後の試合に向けての戦略が見え始めている
選手のパフォーマンス
この日、特に目を引いたのは高田選手だった彼は公式戦での本塁打を記録し、「3番、4番が良い打者なので自分も続こうと思った」とコメント
試合の前から1打席目の準備を大切にしていたことが成功に繋がったと語った
高田選手をはじめとするチーム全体がこの勝利を自信に変え、さらなる飛躍を目指す
今回の試合は、川口知哉監督の初勝利という意味でも注目されました。監督が新たに指揮を執ったことでチームに変化が現れ、特に攻撃力が向上した印象です。選手たちのパフォーマンスが互いに奮起させ合い、今後の試合でも連勝を期待できそうです。
キーワード解説
- 全国高校野球選手権とは?全国の高校が参加する野球大会で、日本の夏を代表するイベントです。
- コールドゲームとは?試合が一定の点差で進行する場合に早めに終えるルールのことです。
- 監督とは?チームを指揮する人で、選手の起用や戦術を決定します。
- 本塁打とは?打者がボールを打って、外野を越えてホームベースに走り戻る得点方法です。

