ロッテの先発投手である小島は、7回2安打1失点という素晴らしいピッチングを披露し、5月23日以来となる今季3勝目を挙げた
試合は初回から動き出した
1点ビハインドの状況で山本が同点となる二塁打を放ち、その後西川が勝ち越し適時打を打って逆転
ロッテはその後も小刻みに得点を重ね、試合を引き離していった
小島は、試合開始直後の初回に長谷川にソロホームランを浴び、先制点を与えたが、以降は2回から7回までの間にわずか1安打に抑える安定した投球を展開した
小島の成長と精神面の強化
小島は試合後、「要所で寺地がすごくいいリードしてくれたので、それを信じて投げることができました」と女房役の寺地に感謝の意を表した寺地はその試合で強力なリードを見せ、チームに貢献した
小島は、「まっすぐも今日力強かったですし、変化球もすごく上手く変化してくれてた」と振り返り、投球内容にも満足を示した
また、小島は6月18日に急性腰痛のため一時戦線から離脱したが、その時間を有意義に活用し、早期復帰を目指して練習に励んできたことを明かした
「焦っても結局1個ずつしか勝ち星は重ねられない」という言葉を胸に刻み、1試合1試合を大切に挑む姿勢が好投の背景にあった
西武戦の連勝記録
最後に、小島は「西武戦は13連勝」と述べ、「たまたまであると思うので気を引き締めて次も頑張りたいと思います」と意気込みを新たにしたロッテの勝利は、小島のピッチングだけでなく、彼の精神面の成長も見られた試合だった。焦らずに一試合一試合を大事にする姿勢は、今後の彼の成長につながるのではないだろうか。チーム全体の士気も上がり、今後の試合に期待が寄せられる。
キーワード解説
- 先発投手とは？: 試合において最初に登場し、主に6回から8回まで投げる選手のこと。チームの勝敗に大きく影響する重要な役割を持つ。
- 適時打とは？: 得点につながるヒットのことで、特に得点圏（得点のチャンスがある位置）で打たれるものを指す。
- 安定した投球とは？: ピッチャーが一定のレベルで良いパフォーマンスを維持することで、時には失点することもあるが、全体的にバランスの取れた投球を行うこと。
