契約金は1000万円、年俸は420万円(ともに推定)で、背番号は「129」から「31」に変更された
早川選手は同球団初の支配下選手となり、プロとしての第一歩を踏み出したことに歓喜を表した
早川選手は「急に朝呼ばれて行ったので、すごい驚いた気持ちもあった」と語り、支配下選手としての契約締結が持つ意義を深く感じている様子を見せた
「支配下を目指してやってきたので、本当にうれしい気持ちでいっぱいです」と続けた
彼は2024年の育成ドラフトで阪神に入団し、2軍では先発としての役割を果たしていたものの、開幕当初は制球や球速に苦しんだ
「安定した投球がまず必要だなと
球持ちの良さやタイミングを取りづらいことで評価していただきました」と自己分析を語った
同じ育成枠で同期入団した工藤選手の存在も大きな刺激になっており、工藤選手が支配下選手契約を果たした際には「自分はまだ力不足だと感じていた」と振り返りつつ、追いつくために努力してきたと明かした
新たに得た背番号31は、阪神のレジェンドである掛布雅之氏や林威助氏などが着用していた重要な番号である
「この番号の印象をしっかりとつけられれば」と意気込んでいる
今後の起用について藤川監督は、「リリーフの中でもロングリリーフを期待しています」と説明し、早くも15日の中日戦(甲子園)での1軍合流の可能性を示唆した
早川選手自身も「甲子園での活躍を見せられれば」と応援を期待している
阪神タイガースにとって、延べ13年振りの育成ドラフト出身の支配下選手は、早川選手の成長を介して他の育成選手たちにも良い影響を与えることが期待されている
今後の活躍に注目が集まる
- 早川 太貴(はやかわ・だいき)
- 1999年12月18日生まれ、北海道出身
185センチ、95キロの右投げ・右打ちの投手
北海道大麻、小樽商大、ウィン北広島、くふうハヤテを経て2024年度育成ドラフト3位で阪神に入団
同時に、小樽商大卒業後は北広島市役所に勤務し、ウィン北広島でプレーしていた
キーワード解説
- 育成ドラフトとは?
- 支配下選手とは?
- ロングリリーフとは?
- プロ野球とは?

