チェコ出身の野手、巨人でNPB初の支配下登録を果たす

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2025年7月12日、読売ジャイアンツ(巨人)のマレク・フルプ選手が、チェコ出身の選手として日本プロ野球(NPB)史上初の支配下登録選手となり、横浜DeNAベイスターズ戦で公式戦デビューを飾った

フルプは「7番・右翼」で先発出場し、4打数無安打ながらも、チームにとって歴史的な一歩を刻んだ

マレク・フルプ選手の経歴

フルプは、アメリカの大学野球や独立リーグでの経験を経て、2019年からチェコ代表としての活動を開始した

2023年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場し、国際舞台でもその才能を発揮した

公式戦デビューに続く期待

フルプのNPBでのデビューは、スポーツメディア「World Baseball Network」によっても大きく報じられ、「ついに巨人の一軍昇格を勝ち取った

NPB史上初の『ヨーロッパ生まれ・ヨーロッパ育ち』の野手として名を刻んだ」と紹介されている

今後の展望

2026年のWBCでは再びチェコ代表として出場する見込みであり、その際に舞台となるのは、彼のプロデビューをもたらした東京ドームだ

将来的には、フルプが大会の運命を左右する選手の一人になることが期待されている

フルプ選手の成長に寄せる期待
彼がわずか2年でディビジョンIIの大学リーグから日本の伝統ある球団のスタメン右翼手に成長したことは、その急成長を物語っている

メディアも「チェコが番狂わせを起こすなら、その中心には間違いなくフルプの存在がある」と大きな期待を寄せている

26歳のフルプ選手には、巨人でのさらなる活躍と共に、母国チェコへの貢献が期待されており、今後の展開が注目される

マレク・フルプ選手が日本プロ野球で初めてチェコ出身として契約したことは、野球界においてその国の認知度を高める大きな一歩です。彼の成功は、今後他の選手たちが世界に挑戦するきっかけになるでしょう。
キーワード解説

  • 支配下登録とは?支配下登録とは、プロ野球において選手が所属チームに正式に登録されることを指します。これにより、その選手はチームの一員として公式戦に出場することができるようになります。
  • ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)とは?WBCは、野球の国際大会であり、世界各国の代表チームが競い合うイベントです。選手が国を代表して戦うことから、特別な大会とされています。
  • NPBとは?NPBは、日本プロ野球の略称で、日本国内で行われるプロ野球リーグのことを指します。日本のプロ野球は高いレベルの競技であり、多くのファンに支持されています。

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