ソフトバンクの守護神オスナ、早期復帰に向けた道のりは険しい

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コンディション不良で6月中旬に戦線を離脱していた福岡ソフトバンクホークスのロベルト・オスナ投手(30)の1軍復帰が遅れる見通しとなった

14日、みずほペイペイドームに姿を見せたオスナは、「投げる状態ではない」と現状を報告

開幕当初から上半身に違和感があり、動けない状態が続いている

首位の北海道日本ハムに2.5ゲーム差で追い上げるチームは、代役として杉山投手を起用し、逆転を目指す厳しい夏を迎えることとなっている

オスナの現状とリハビリの取り組み

オスナは約1時間、みずほペイペイドームの外野をランニングしてリハビリに励んでおり、約1カ月が経過したものの投球を再開するには至っていない

下半身中心の独自のリハビリメニューを行いながら、少しずつコンディションを整えている

彼は「今は投げられる状態にはない」と語り、さらに慎重にトレーニングを継続する考えを示した

堅調な投球成績も課題は残る

シーズン開始からのオスナは、25試合に登板し、3勝1敗、8セーブ、防御率4.32という成績を残している

しかし、シーズン初めからパフォーマンスが振るわず、特に上半身に抱えていた違和感が影響していることがわかる

小久保監督もオスナの再調整を決断せざるを得ない状況に至っている

復帰の見通しとチームへの影響

オスナの痛みは和らいでいるものの、投球を再開するメドは立っていない

球宴期間中に投球練習を再開できたとしても、実戦復帰には最短で1カ月は必要とされている

これにより、オスナの復帰は8月中旬以降になる可能性が高い

倉野投手コーチも「今の現状では投げられていない」と語り、厳しい表情を浮かべていた

代役の杉山投手が奮闘
オスナの離脱後、チームは新たなクローザーとして杉山投手を起用しており、2.5ゲーム差で首位の日本ハムを追う厳しい状況下で勝利を目指している

杉山の活躍が、オスナの復帰を待つ間のチームにとっての鍵となるだろう

オスナ選手の復帰が遅れるというニュースは、ソフトバンクにとって厳しい状況を意味します。代わりに杉山選手がクローザーの役割を果たさなくてはならず、チーム全体の士気や戦略にも影響が出ることでしょう。秋に向けた選手の健康管理が重要です。
キーワード解説

  • オスナとは?:ロベルト・オスナは、福岡ソフトバンクホークスに所属するプロ野球選手で、主にクローザーとしてチームを支えています。
  • クローザーとは?:クローザーは、試合の最後のイニングを投げる投手であり、チームが勝利するために重要な役割を果たします。
  • 防御率とは?:防御率は、投手が与えた失点の割合を示す指標で、低いほど良い成績とされます。

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