その背景には、近年打撃力の低下が影響しているが、過去の黄金期から続く強力な投手陣は現在も健在である
しかし、投手陣が持つ力を発揮するためには、打線からの援護が不可欠だ
今回は、中日で素晴らしい投球を見せながらも、十分な勝ち星を得られなかった投手、小笠原慎之介選手に注目した
小笠原慎之介のプロフィール
投打:左投左打身長/体重:180cm/93kg
生年月日:1997年10月8日
経歴:東海大相模高|ドラフト:2015年ドラフト1位小笠原選手は東海大相模高校時代に甲子園で優勝し、ドラフト1位で中日ドラゴンズに入団
しかし、プロ入り当初から援護点に恵まれない状況が続き、15試合の登板で2勝6敗という成績でスタートを切った
2021年には自身初の規定投球回に到達するも、8勝10敗で再び負け越し
2022年には10勝8敗とデビューから初めて勝ち越したシーズンを迎える
2023年には2年連続で防御率3点台を記録しているが、勝ち星が先行しないという状況が続いている
昨オフにはメジャー挑戦を選び、ワシントン・ナショナルズに移籍
マイナーリーグでの登板が続いた後、7月にメジャー昇格を果たし、初先発を経験したものの、3回を投げ切れず4失点で黒星を喫してしまった
しかし、今後の成長に期待がかかる
考察
プロ野球界の厳しさの中で勝ち星を得ることが難しかった経験は、彼の今後にどのような影響を及ぼすのか注目されます
メジャーリーグでの難しいスタートから、再びチャンスをつかむための努力が必要です
重要キーワード解説
防御率が低いほど、投手としてのパフォーマンスが良いとされます
通常、145イニングが目安とされています
要約
2023年からメジャーリーグでの新たな挑戦を始め、初先発は苦い結果でしたが、今後の成長に期待が寄せられています
キーワード解説
- 防御率とは?: 投手の成績を示す指標で、与えた得点を投球回数で割った値です。防御率が低いほど、投手としてのパフォーマンスが良いとされます。
- 規定投球回とは?: シーズン中に一定のイニング数を投げた投手が、成績を公表される際に必要な条件です。通常、145イニングが目安とされています。
- メジャー昇格とは?: マイナーリーグでプレーしていた選手が、メジャーリーグのチームに選ばれて試合に出場することを指します。

