阪神タイガース、メッツからハートウィグ投手を獲得しブルペンを強化

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阪神、新外国人投手グラント・ハートウィグを獲得

阪神タイガースは14日、新外国人投手としてアメリカ・メッツの3Aに所属していたグラント・ハートウィグ選手(27)との契約締結を発表しました

この契約は1年契約で、年俸は40万ドル(約5800万円)となります

ハートウィグ選手は背番号「82」を背負い、150キロ超のツーシームが主体の変則右腕です

ハートウィグ選手のピッチングスタイル

ハートウィグ選手は、サイドハンドの投球スタイルを採用しており、その中で150キロを超える速球を繰り出します

彼の持ち球には、130キロ台のスイーパーやチェンジアップ、150キロを超えるカットボールが含まれ、非常に多彩な球種を持つ投手です

異色の経歴を持つ新助っ人

ハートウィグ選手は、プロとしてのキャリアだけでなく、学問においても優れた実績を持つ選手です

彼はマイアミ大学で微生物学を学び、医学部進学を目指していたという異色の経歴を持っています

これにより、阪神にとって新たな“秀才”が加わることとなります

ブルペン強化へ向けた期待

阪神の竹内副本部長は、この獲得について「ウチにはなかなかいないタイプ」と期待を寄せています

右の中継ぎ投手として、ブルペンの厚みを増すことで、今後の優勝争いにおいて更なる強化を図る狙いがあります

今後の展望
ハートウィグ選手は、7月中に来日予定で、2軍で調整を経て1軍に合流する見込みです

阪神は現在、チーム防御率1.95で12球団トップの成績を収めており、ブルペンのさらなる強化が期待されています

竹内副本部長は、「夏場以降の戦いにおいても、さらなる戦力として活躍してもらえると思っています」と語りました

阪神タイガースが新外国人投手グラント・ハートウィグを獲得したことは、チームにとって非常に積極的な決定と言えるでしょう。彼のように異色の経歴を持ちながらも、実力は確かである選手が加入することで、今後の戦力が一層強化されることが期待されます。また、ブルペンの深さが増すことで、試合の終盤でも安定したピッチングが求められる中、重要な役割を果たすことになるでしょう。
キーワード解説

  • ツーシームとは?: ツーシームは、投手が投げる変化球の一種で、特に速球に近い球速を持っているため、打者にとっては打ちづらい球種です。また、通常のストレートを投げるのとは違い、ボールがわずかに変化するため、打者がタイミングを取りにくくなります。
  • サイドハンドとは?: サイドハンドは、投手が球を投げる際の腕の位置の一つで、横から投げるスタイルを指します。この投げ方をすることで、バッターからは見えにくい角度から球を投げることができ、打者にとっては非常に対処しにくいです。
  • ブルペンとは?: ブルペンは、試合中に投手が準備をする場所を指し、一般的にはリリーフ投手がここで投球練習を行います。チームにとって重要な役割を果たすエリアで、特に接戦時にはブルペンから投手が投入されることが多いです。

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