阪神・高橋遥人投手、完全復活の兆しを見せ中日戦に臨む

阪神タイガースの高橋遥人投手（29）は、15日に行われる中日戦に“完全体”の状態で臨む準備を整えた

高橋は昨年11月に手術を受け、左手首に入っていたプレートを除去

その結果、可動域が改善され、以前よりも腕が振れるようになったと手応えを感じている

ウエスタン・リーグでは3試合で9イニングを無失点で投げ上げ、復帰に向けたいい足がかりを作った

さらに中日相手の甲子園での過去成績は8試合中6勝と非常に良好で、今季首位を独走するチームにとって追い風となる

手術からの復帰

昨年11月に行われた「左尺骨短縮術後に対する骨内異物除去術」の影響を受け、手術からの復帰は本人の想定よりも時間がかかったと語る高橋

しかし、リハビリ中も状況は良好であった

ウエスタン・リーグの試合では、150キロ台の直球を投げ込む姿も見られた

実績と現在の状態

高橋は過去の登板でも素晴らしい成績を残しており、昨年は1軍で5試合登板し、4勝1敗、防御率1・52を記録した

その後の手術を経て、より良い状態に戻ったと感じており、自身の成長を実感している

周囲のサポートに感謝

高橋は、これまでの怪我や手術を乗り越えて投げられるようになったことに感謝の意を示しており、「多くの人の協力のおかげでここまで来た」と語った

15日の中日戦では、マウンドに立つことでその恩に報いたいと考えている

将来に向けての意気込み

高橋は新たなチームメンバーに警戒心を持ちつつも、チームが強いことを実感しており、優勝マジックの点灯が楽しみだ

プロ入り後、5度の手術を経て、チームの優勝に貢献する姿を見せることが期待されている

日付	出来事
2021年11月6日	CSファーストステージで敗戦投手
2021年11月19日	左肘のクリーニング手術
2022年4月26日	トミー・ジョン手術
2023年6月16日	左尺骨短縮術および左肩の手術
2023年7月20日	支配下登録選手に復帰

高橋遥人投手の復活に向けた過程は非常に感動的です。数回の手術を経て、遂に甲子園のマウンドに立つことができる彼の姿は、多くのファンに勇気を与えることでしょう。彼が投げる姿を早く見たいですね。

キーワード解説

• ウエスタン・リーグとは？：プロ野球の2軍リーグで、選手の実戦経験を積むための場となっています。
• 防御率とは？：1試合あたりの失点を示す指標で、投手の実力を評価するために重要です。
• トミー・ジョン手術とは？：投手の肘の靭帯を再建する手術であり、多くのプロ選手が受けます。
• 支配下登録とは？：選手がチームの一員として公式に契約され、試合に出場できる権利を持つ状態です。