セ・リーグは現在、首位の阪神が2位の巨人を9.5ゲーム差でリードしており、貯金(勝ち数から負け数を引いた数字)があるのは首位の阪神のみとなっている
対照的に、2位の巨人は勝率が5割、3位のDeNAは不足している借金(負け数が勝ち数を上回った状態)を抱えるなど、戦況は厳しい
高木氏は「多くのチームが苦しんでいる状況です」と分析
「巨人は主力の岡本選手が欠場しており、DeNAは打線の強みが発揮されていない
広島も投打のバランスが悪化しており、様々な問題を抱えている」と説明した
一方で、「阪神がこのまま独走するかというと、一概には言えません
シーズンはまだ続いており、今後どのように変化するか注視が必要です」とも述べ、競争の激化を予想した
今回の高木氏のコメントから、セ・リーグの状況がどれほど厳しいかを改めて実感しました。阪神は優位に立っていますが、まだまだ気を引き締める必要があり、他のチームの巻き返しにも注目したいところです。
キーワード解説
- 貯金とは? 勝ち数から負け数を引いた結果を表し、その数値がプラスであればチームの状態が良いことを示します。
- 借金とは? 負け数が勝ち数を上回った状態を指し、チームが不振であることを意味します。
- 独走とは? あるチームが他のチームを大きく引き離し、ほぼ無競争で優勝に向かう状態を意味します。

