広島、接戦も先制点許し7連敗 新井監督の戦略を問う

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
7月15日、セ・リーグの試合で広島がDeNAに0-1で敗れ、泥沼の7連敗を喫した

試合はマツダスタジアムで行われ、先発の床田は7回まで無失点の好投を見せたが、8回に桑原選手に一発を浴び、先制点を与えてしまった

試合内容と戦術分析

試合が進む中、床田は7回の攻撃を死守し、球速と制球力を発揮した

特にツーシームと呼ばれるシンキングファストボールは低めに決まり、DeNA打線を翻弄していた

しかし、8回1死の場面で桑原選手に対して見逃し球となるツーシームがホームランに繋がり、先制点を献上した

このような球は、通常の直球とは異なり、投球の軌道が沈むため打者にとっては捉えにくいが、結果として失点に繋がった

打線の奮起を期待した新井監督

一方の打線は、DeNA先発・東投手の前にチャンスを作りながらも多くの得点を逃してしまった

特に9回には、ウィック選手から2死二、三塁の好機を演出したものの、モンテロ選手が三振に倒れ、無得点に終わった

新井監督も「後から行った大盛や羽月選手の思い切ったプレーが光った」と評価しつつも、やはり決定力不足が露呈した

新井監督との一問一答

攻撃についての質問
「なかなかヒット以上のチャンスがつながらなかった

いいところに投げられていて、コース負けしている印象

床田のピッチングに関して
「ナイスピッチングだった

あの失点は仕方のない部分もある

次回への意気込み
「また明日頑張ります

試合の結果、広島は今季12度目の零敗を経験し、新井政権下での借金は「5」へと増えた

この状況を打開するためには、打線の奮起や選手に必要な経験を積ませることが求められるだろう

広島の連敗が続く中、特に床田投手の好投が悲劇の影となり、チーム全体の得点力不足が浮き彫りになった。監督の言葉からは、選手への期待と次の試合への意志が感じられ、今後の巻き返しに期待がかかる。
キーワード解説

  • 床田とは? 広島の先発投手で、制球力が高く、特にストレートとツーシームが武器です。
  • ツーシームとは? 現代の野球において多用される球速を持ちながら沈む軌道の球種で、打者にとっては捉えにくい特徴があります。
  • 新井監督とは? 広島東洋カープの監督で、選手の成長とチームの戦略を重視し、常に勝利に向けた取り組みを行っています。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。