この試合では、5月6日の巨人戦以来約2カ月ぶりの登板となった島本が、延長11回に決勝打を浴びる結果となった
試合後、藤川監督は「他の投手で十分にいけるという判断のもとで、前週4試合に登板した石井と岩崎を温存した」と起用の意図を明かした
ブルペン陣は頑張りを見せ、救援陣の失点は全体でわずか1点だったことを強調し、「みんなが出て行かなければいけない」と一丸で戦う姿勢を示した
また、左手首のプレート除去手術から復帰し、今季初登板となった高橋は、6回を投げて2失点という成績を収めた
藤川監督は彼の投球内容を高く評価し、「素晴らしいボールが投げられていた」と称賛した
ただし、今後の選手登録については、「全員で話してからになりますね」と明言を避けた
高橋の2失点は、彼自身がスクイズの処理をミスするなど、2つの失策が絡んだものであり、藤川監督は守備面について「これが全体の問題である」とし、ピッチングコーチを含め全体での練習が必要と厳しい姿勢を示した
今回の敗北により、カード対戦成績は5勝6敗となり、セ・リーグにおいて唯一の負け越しとなった
今回の試合では阪神が惜しくも敗れましたが、特に藤川監督の選手起用に対する考え方が印象的でした。守備のミスもありましたが、全体での練習の重要性を強調した姿勢は、今後のチームにとってプラスになるでしょう。
キーワード解説
- 延長戦とは?:延長戦は、規定のイニングを終えた時点で同点の場合に行われる追加のイニングで、勝負を決めるために続行される。
- ブルペンとは?:ブルペンは、試合中に控えの投手が投球練習を行う場所を指す。
- 救援陣とは?:救援陣は、先発投手に代わって試合を締める役割を持つリリーフ投手たちのことを指す。
- スクイズとは?:スクイズは、ランナーがいる場合に打者がボールをバントし、ランナーが進塁するプレーのこと。

