高校野球栃木大会で幸福の科学学園が那須清峰を下し、エミールが大活躍

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 「高校野球栃木大会・2回戦、幸福の科学学園9-4那須清峰」(16日、宇都宮市清原球場)で、幸福の科学学園が夏の初戦を突破した

今年春に初めて8強入りを果たしたこのチームは、1回戦を勝ち抜き、さらなる飛躍を目指している

 特に注目を集めたのが、ドミニカ共和国出身の留学生、エミール・セラーノ・プレンサ投手(3年)である

彼は父が元プロ野球選手であり、横浜、中日、楽天で通算30勝を挙げたドミンゴ・グスマン氏である

エミールは「4番・中堅」として出場し、重要な役割を果たした

 エミールはこの試合で、3安打4打点を記録し、チームの勝利に大きく貢献した

初回には1死一、三塁の場面で初球を右翼線へ運び、スタンディングトリプルで2点を先取

試合中、彼は指を回してからのガッツポーズが印象的だった

二回には3-0でリードしている状況下で2死一、二塁から中堅左へ適時二塁打を放ち、さらなる追加点を奪った

また、六回には中前適時打も決め、成果を上げた

 エミールは、父から教わった「ヒットを打ったら楽しめ」という言葉を実践

試合後には「めっちゃ練習やって打てました

でも、まだまだ

甲子園まで行きたいです」と今後の目標を語った

高校通算20本塁打を誇る彼は、今後も注目を集める選手である

登板はこの日は無かったが、速球は最速で145キロに達するポテンシャルを秘めている

 同じく、ドミニカからの留学生であるユニオール・エルイン・ヌニエス・ジャケス捕手(3年)も2本の適時打を放ち、チームをサポートした

「最初はちょっと緊張しましたけど、夏の大会は最後だから楽しんでいきました」と彼も振り返った

高校野球栃木大会での幸福の科学学園の活躍は、特に注目を集めました。エミール選手のように、父親がプロ選手という背景を持つ選手が多く、彼らの成長ぶりは未来のプロ選手たちへの期待感を高めます。また、留学生たちが日本の高校で和を重んじながらプレーする姿勢も素晴らしいと思います。
キーワード解説

  • 高校野球とは?高校生が参加して行う野球の大会のことで、日本中の高校が競い合います。
  • ドミニカ共和国とは?カリブ海に位置する国で、野球選手を多く輩出することで知られています。
  • スタンディングトリプルとは?野球において、一気に3塁まで進むことを指します。
  • 適時二塁打とは?得点につながる打撃で、2塁まで進むヒットのことです。
  • 甲子園とは?日本の高校野球の聖地として知られ、全国大会が開催される球場です。

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