広島が苦しい状況で迎えるDeNA戦、新井監督の舵取りに注目

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プロ野球の広島東洋カープは、2025年7月16日にマツダスタジアムで行われる横浜DeNAベイスターズとの試合に向けて、スターティングメンバーを発表した

広島は今季84試合目を迎え、現在7連敗中である

この連敗は新井貴浩監督の指揮のもと、ワーストの借金5という形で4位に沈む

戦績は37勝42敗4分で、3位のDeNAとはゲーム差で2差、2位の巨人とは2.5差、そして首位の阪神とは大きな11.5ゲーム差をつけられている

ここで注目されるのは、広島が8連敗を喫すれば、2021年6月に記録した8連敗以来4年ぶりとなる点である

前日のDeNA戦では、広島は今季13回目の完封負けを喫し、0-0のまま迎えた8回に先発の床田が桑原に決勝のソロホームランを浴びる形で、7敗目を喫した

打撃陣は8回までに東からわずか3安打しか得られず、8回のチャンスで菊池が凡退したことが残念な結果となった

なお、9回には2番手のウィックを相手に2死から坂倉がヒットを放ち、その後代走として出場した羽月が二盗に成功

しかしながら、続く大盛のヒットにより羽月が帰還できず、モンテロは空振り三振に倒れた

広島はこの試合で、1959年に記録した17試合連続3得点以下の記録以来、66年ぶりとなる16試合連続3得点以下を達成した

今シーズンのDeNA戦では5勝7敗に留まり、昨年は14勝11敗と勝ち越しているものの、過去数年間はDeNAに対して良好な成績を収めている

しかし、記憶に新しい20年においては8勝14敗と負け越した

広島のスタメン

打順 選手 ポジション
1 中村奨 ライト
2 大盛 センター
3 小園 セカンド
4 ファビアン レフト
5 坂倉 キャッチャー
6 モンテロ ファースト
7 羽月 サード
8 二俣 ショート
9 大瀬良 ピッチャー

DeNAのスタメン

打順 選手 ポジション
1 桑原 センター
2 蝦名 ライト
3 佐野 ファースト
4 セカンド
5 松尾 キャッチャー
6 度会 レフト
7 京田 サード
8 ショート
9 バウアー ピッチャー
先発ピッチャーの大瀬良大地(34)は今季15度目の登板で、成績は3勝5敗、防御率2.95を記録

前回の阪神戦では6回1/3を投げ9安打、3失点(自責3)で負け投手となっている

一方のDeNAの先発バウアー(34)は今季17度目の登板で、4勝7敗、防御率4.06を記録している

今季の広島戦では1勝0敗、防御率2.25と好成績を残している

広島が現在直面する厳しい状況が浮き彫りになった試合だ。連敗が続く中で、監督や選手たちのメンタル面やチーム戦略がカギを握る。これからの試合でも、成績を巻き返す手立てが求められる。
キーワード解説

  • プロ野球とは?日本の野球リーグで、読売ジャイアンツや阪神タイガースなどが参加する。
  • 借金とは?チームの勝ち数が負け数より少ない場合に使われる表現。
  • 打順とは?野球で選手がバッティングする順番のことを指す。
  • 防御率とは?投手が受けた自責点の割合を示す指標で、数値が低いほど良い成績を示す。

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