久留米商が圧勝、稲用主将が打撃でチームを引っ張る

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◆全国高校野球選手権福岡大会4回戦・久留米商12―0高稜=5回コールド(16日、オクゼン不動産ベースボールスタジアム) 17日に行われた福岡大会の4回戦で、シード校の久留米商業が高稜高校を12-0という大差で勝利し、快調なスタートを切った

試合は5回コールドゲームで終了し、久留米商は強力な打線を展開

中でも4番打者で主将の稲用翔太選手が4打数2安打3打点という輝かしい成績を残し、チームを勢いづけた

試合内容と選手の活躍

初回、2死二塁の場面で打席に立った稲用選手は、スライダーを右前に適時二塁打として先制点を挙げた

この打撃により「つなぐ意識で1本が出た」と喜びを表現したものの、その後二塁ベースを蹴り、三塁を狙ったところでタッチアウトに

「余裕だと思っていたけど暴走」と反省も述べた

さらに2回には、無死満塁のチャンスで打席が回ってくると、ボール球をたたきつけて左前に運び、2点を追加する適時打を放った

このように、稲用選手は試合を通して貢献し、キャプテンとしての存在感を示した

強打者としての実力

稲用選手は高校通算12本塁打を誇る右の強打者であり、中村祐太監督からは「チームの大黒柱」として絶大な信頼を寄せられている

また、ミート力に優れ、調子の波が少ない選手ともされており、春以降、打線の柱として積極的に起用されている

今後の展望

この日の試合の前、筑前高校との3回戦にはOBであるソフトバンクの新入団選手、安德駿選手が応援に駆けつけ、選手たちに刺激を与えた

「絶対、甲子園に行く」と語る稲用選手は、昨秋には8強、今春には4強という結果を残しており、夏の大会では頂点を目指すという強い意志を持っている

久留米商の快勝は、チーム全体の力だけでなく、稲用主将の個々の活躍が大きく寄与した印象です。今後の試合でも、この調子で続けてほしいです。特に、選手同士の連携が試される中で、強力な打線を維持することが鍵となりそうです。
キーワード解説

  • 4回戦とは?高校野球におけるトーナメント形式での対戦ラウンドのこと。
  • コールドゲームとは?試合の途中で、特定の条件を満たした場合に試合が終了するルール。
  • 適時打とは?ランナーが得点をするための打撃、つまり、タイムリーなヒットのこと。

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