試合は0-0のまま進行し、六回裏に突入
先頭打者の石伊(日本生命)が左前にヒットし、一死後の犠打で1死二塁のピンチを迎えた
この局面で岡林が内野ゴロを打ち、2死三塁に追い込むも、次の打者・田中が四球を選び、続いて迎えた3番・上林の打席で事態は展開した
才木はここでフルカウントから放った6球目を151キロの直球で、見事に打たれてしまう
打球は右中間へと飛び、2点の二塁打を許す結果となった
この瞬間、完璧に試合を支配していたかに見えた才木は、痛恨の一撃に肩を落とすこととなった
試合の初め、才木は4回まで完全投球を続け、中日投手である高橋宏と白熱した投手戦を繰り広げていた
しかし、この日経験した初めてのピンチに屈してしまったのだ
以降は代打を送られ、6回を3安打2失点という成績で降板したものの、打線の援護が無かったことが彼にとって大きな痛手となった
今回の試合を振り返ると、才木浩人選手の投手としての力が試された瞬間があった。特に、数回まで完全に抑えていた彼が、1球の失投から試合の流れを変えられてしまったことは、プロの厳しさを物語っている。今後の成長に期待したい。
キーワード解説
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