ソフトバンクの大関友久、8回無失点でキャリア初の7勝達成

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 福岡ソフトバンクホークスの大関友久投手(27)が、7月15日に行われた千葉ロッテマリーンズとの試合で、8回4安打無失点という素晴らしいピッチングを見せ、チームを3連勝に導いた

これにより、今シーズンの成績は7勝に達し、キャリア初の7勝到達を達成した

昨シーズンまでの7月の先発成績は2勝8敗、防御率4.70だったが、今季は2勝0敗、防御率0.41という圧倒的な成績を残している

成績向上の背景

 大関投手は、スポーツ心理学を投球に反映させることで、成績を向上させたと考えている

具体的には、毎試合後にオンラインで心理学の専門家とフィードバックを行っており、その結果が着実に実を結んでいるという

印象的な投球内容

 この試合では、特に踏ん張りどころでの投球が目を引いた

8回1死一塁の場面で藤原選手を3球三振に仕留め、続く寺地選手も3球で追い込み、最後は三ゴロに抑えた

大関投手のこの熱投に対して、チームの小久保監督も「有原、モイネロ、大関の3選手は、チームの中心」と信頼を寄せた

得点圏での強さ

 大関投手は得点圏にランナーを背負った際の被打率も高くなく、2回には西川選手に二塁打を許す場面もあったが、その後のソト選手、池田選手を連続三振に斬るなど、危機を乗り越えた

今後の展望
 大関投手自身も、「結果を出すための行動にフォーカスできている」と語り、後半戦でもこの調子を維持していきたいと意気込みを語る

また、チーム全体も首位の日本ハムと2.5ゲーム差をキープし、貯金は今季最多タイの14に達している

大関投手の成績向上の背景には、スポーツ心理学を取り入れたトレーニングが影響していると考えられます。心の持ち方を変えることで、プレッシャーに強くなり、パフォーマンスが向上していることが分かります。また、今季は成績が好調で、強いチームに貢献している点も見逃せません。
キーワード解説

  • スポーツ心理学とは? 人の心や行動を理解し、スポーツパフォーマンスを向上させる研究のこと。
  • 被打率とは? 投手が投球した打席において、ヒットを許す割合を示す指標のことで、低いほど好成績とされる。
  • 防御率とは? 投手が1試合あたりに許す自責点の平均値を示す数字で、この値が低いほど投手の成績が良いとされる。

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