阪神・才木、改善の兆しも中日に敗北―投球改善はあるも得点力不足

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◇セ・リーグ 阪神0―6中日(2025年7月16日 甲子園)阪神タイガースの先発投手・才木浩人が、中日ドラゴンズとの対戦に臨んだが、結果は6回2失点での敗北となりました

相手の先発投手・高橋宏との投げ合いで、阪神は本シーズンにおいて中日に5勝7敗と負け越しています

評論家の能見篤史氏は、才木の投球フォームやテンポに改善が見られたと指摘しました

「特に6回の投球において、先制されないようにと焦りが出てしまった」と分析しています

才木はこの試合でようやく5試合連続7回未到達から脱する可能性を見つけたといいます

才木はこの試合の前、5回でマウンドを降りる場面が続いていましたが、今回は5回まではわずか1安打を許す好投を見せました

彼の投球フォームが一塁側に倒れ込むことが少なくなり、バランスが整い、球の質が改善されたとのことです

また、テンポにおいても、キャッチャーからのサインを待たずに次の投球にすぐ入る姿勢が見られ、相手にボールを投げる間を与えないような流れを作っていました

しかし、6回には得点圏に走者を背負うことになり、自分のペースを崩してしまいました

これが2失点につながったと考えられています

阪神の打線についても言及があり、1番から5番までの主力打者が高橋宏に抑え込まれ、チームの得点力が大きく低下してしまったことが指摘されています

近本や中野といった選手が相手投手に封じ込められ、得点チャンスをつくることができなかったためです

今後、阪神が取り組むべきは、どのようにしてチーム力を高め、勝利を確保するかです

中日に負け越したことを気にせず、全ての試合に対して同じ気持ちで臨むことが重要と強調されました

阪神タイガースは、攻撃を繋げ、接戦を勝つ力を持ったチームであることに変わりはありません

才木選手の投球には明るい兆しが見えましたが、得点力不足はチーム全体に影響を及ぼしました。特に要所での打撃が弱く、相手投手に対して打ち崩せないところが今後の課題です。また、プレッシャーを感じずに投球を続けることが求められています。切り替えて次の試合に挑む姿勢が、今後の阪神にとって肝要です。
キーワード解説

  • 才木浩人とは?:阪神タイガースの若手先発投手で、高速球と変化球を駆使し、中継ぎまたは先発として期待されています。
  • 投球フォームとは?:投手がボールを投げる際の体の動きのことを指します。バランスや角度が重要で、成功する投球には適切なフォームが必要です。
  • テンポとは?:投手の投球間隔の速さを指し、投球テンポが良いと、相手打者に余裕を与えずに攻撃が干渉されやすくなります。

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