西武、得点力向上へ新戦力を投入し貧打解消を目指す

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2025年7月16日、ベルーナドームにて行われた日本ハム戦で、西武ライオンズは1-10と大敗を喫しました

この結果、今季の成績は41勝42敗1分けとなり、4月28日以来79日ぶりに“借金生活”に突入しました

新任の西口文也監督は「早く(借金を)ゼロに戻さないと、しんどくなってくる

みんなで頑張っていきたい」と危機感を訴えました

昨季、西武は球団ワースト記録となる91敗(49勝3分け)を喫し、その結果“借金42”で最下位に沈みました

特にチーム打率はパ・リーグワースト記録である.212と貧打が著しかったのですが、今季は来日1年目で4番に定着したタイラー・ネビン選手、ドラフト2位ルーキーの渡部聖弥選手の活躍、8年目の西川愛也選手の成長、そして仁志敏久野手チーフ兼打撃コーチの招聘など、その打線には期待が膨らんでいます

現在、西武はリーグ4位をキープしています(16日現在)

とはいえ、リーグ3位のチーム防御率2.54を誇る投手陣に対して、チーム打率は同5位の.230であり、総得点はリーグワーストの216点となっています

7月に入ってからはチーム打率は.194と下降気味で、昨季の貧打の悪夢が再来するかのような状況です

状況を打破するために新たにメジャー通算72本塁打を達成したJ.D.デービス選手が加入しました

広池浩司球団本部長は「得点力を上げたいというところが獲得の狙い

打率をある程度残しながら長打も打てる中長距離打者です」と意気込みを語っています

早ければ19日のソフトバンク戦から1軍に合流する予定です

新たなメンバーの昇格と活躍

この日、西武は昨年の現役ドラフトでロッテから移籍した平沢大河選手と、プロ2年目で身長197センチの“右のロマン砲”村田怜音選手を1軍に昇格させ、スタメンで起用しました

平沢選手は3回に右翼線二塁打を記録し、移籍後初安打をマークしました

一方の村田選手は初回で本塁打性の打球が好捕される場面がありましたが、その打撃力には期待がかかっています

村田選手は新たな打撃フォームを取り入れており、それが成功すればさらなる活躍が期待できます

果たして、西武はこの新しいメンバーで貧打を払拭し、再び優勝争いへと駆け上がることができるのでしょうか

今回の記事では、西武ライオンズの得点力向上への努力や新戦力の加入について詳しく説明されています。昨年の成績からの改善が期待される中、新たに昇格した選手たちの活躍に注目が集まります。チームが貧打を解消し、再び強豪としての姿を取り戻すことができるか、シーズンの進展が待たれます。
キーワード解説

  • 得点力とは?試合で得点を取る能力で、選手やチームの打撃力を示す重要な指標です。
  • 中長距離打者とは?長打力があり、ホームランや二塁打を多く打てる選手を指します。
  • チーム打率とは?全選手のヒット数を打数で割ったもので、チームの打撃力を示す数値です。

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