広島戦が行われるマツダスタジアムでの全体練習に参加した森原投手は、「(出力が)1段階上がった感じ」と手応えを語り、自身の成長を感じている様子を見せた
若手選手と共に挑むリリーフ陣
森原投手は、「特にブルペン陣は全体的に若い選手が多い」と述べたこれは、投手の中で先発登板後に試合を締める役割を担うリリーフ陣が、経験不足の選手にあたることを示している
さらに、「昨日も1点差を競る中で粘って、踏ん張っている姿を見ている」と、若手選手の頑張りを称賛した
過去の活躍と現在の課題
昨季、森原投手はチーム最多の58試合に登板し、29セーブを挙げたしかし、今季は肩に違和感があり、スロー調整を余儀なくされた
4月19日の初登板では、6試合で2敗、防御率は7.50と苦しいスタートとなっていた
5月11日には登録抹消されていたが、前日16日にはイースタン・リーグの楽天戦に登板し、最速151キロをマークするなど復活の兆しを見せた
フォーム改良への取り組み
森原投手は「特にリリースポイントの腕の走りの感覚しっかり肘先がしっかり走る感じを求めている」とフォームにも手応えを感じていることを語った
これは、投球時にボールの回転数や速度を向上させるための重要なポイントである
リリーフ陣への重要な役割
今季の抑えを務めていた入江選手が右上腕の神経障害で離脱し、さらにウィック選手も上半身のコンディション不良で再調整を余儀なくされ、リリーフ陣は緊急事態に陥っているこのような厳しい状況の中で、昨季守護神としての実績を持つ森原投手への期待が高まっている
森原投手は、「役割はまだわからないが、自分の名前が呼ばれたときが自分の仕事
そこに向けて、100%の準備をやっていきたい」と冷静に意気込みを語った
今回の森原康平投手の昇格は、同チームのリリーフ陣が苦しい状況にある中での非常に重要なニュースです。彼の復活がチームの士気を高め、若手選手にも良い影響を与えることが期待されます。
キーワード解説
- リリーフ陣とは?試合中に先発投手が降板後、試合を締める役割を持つ投手の集まりです。
- セーブとは?試合の最後に登板し、チームが勝っている状態を維持することで記録される成績です。

