巨人・中山礼都が外野挑戦中、アピールチャンスを迎える

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(セ・リーグ、ヤクルト-巨人、17日、神宮)巨人の中山礼都内野手(23)が、今季のジャイアンツでの地位を確立するために、好調な打撃を続けている

中山はこの試合で「7番・左翼」として先発出場し、二回には吉村投手の低めに沈むフォークボールを捉え、右前へ鋭いゴロを打ち出した

「自分のアピールポイントはバッティングだと思っている」と語る背番号40は、出場した試合で4試合連続安打の記録を保持しており、待望の活躍を見せている

高卒5年目の今季は、打撃力の成長を背景に内野手の選手層が厚い巨人の中で外野への挑戦を決意し、4月からその役割に取り組んでいる

5月には2軍に落ちた時期もあったが、「ポジションのこだわりはない

出るところでしっかり役割を全うしたい」との姿勢で外野に専念することを選んだ

チーム内では外野手不足が続いており、春先には先発外野手として出場していた若林や浅野が故障で離脱し、さらにはキャベッジが12日に体調不良で抹消された

その後、育成から支配下登録されたフルプもこの日、左有鈎骨(かこうこつ)骨折で戦線離脱

このような状況下で、チームは元DeNA選手で米大リーグ、マリナーズ傘下3Aを自由契約となっていた乙坂を獲得し、移籍後初めての3軍戦に出場した

この日の試合後、乙坂やキャベッジが1軍に加われば外野の生存競争が一層激化することが予想される

好調で先発起用が続く佐々木選手と同様に、中山にとっては自らの存在感を示す大きなチャンスが訪れている

中山は現時点で左翼に限定されているが、彼の名前は“礼都(らいと)”と名付けられた由来があり、父・慎也さんの言葉によれば「高橋由伸やイチロー選手など、ライトには超一流の選手が多い」ことから、ライトポジションへの憧れも秘めている

今後の外野手としてのキャリアがますます楽しみである

現在、巨人の中山礼都選手は外野手としての新たなキャリアに挑んでいます。様々な選手が離脱しているチーム状況の中で、彼の活躍がどうチームに影響を与えるのか、今後の試合にも注目が集まります。
キーワード解説

  • フォークボールとは?:フォークボールは、投手がボールを指先でつまむように投げる変化球で、通常のストレートよりも急激に落ちる特性があるため、非常に打ちづらい球種とされている。
  • 内野手とは?:内野手は、野球のポジションの一つで、主に一塁、二塁、三塁および遊撃手の4つのポジションに分かれ、守備や打撃を行う選手。
  • 外野手とは?:外野手は、野球におけるポジションの一つで、左翼、中堅、右翼の3つのポジションがあり、広いフィールドを守る役割を担う選手。
  • 支配下登録とは?:支配下登録は、プロ野球チームが育成選手を正式に選手として契約することを指し、1軍や2軍でプレーすることができる権利を得る。

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