阿部監督の采配が試合の結果に直結したとされる
試合は1－1の状況で迎えた3回、無死一、二塁の絶好機で5番・泉口が重要な場面でバントを試みる
しかし初球から3球続けてファウルを打ち、バント失敗に終わった
これに激しく反応した阿部監督は、泉口を懲罰交代させ、次の遊撃手として門脇を投入した
また、この日の試合では他の選手もバント失敗が目立った
2回の攻撃では西舘が送りバントに失敗し、7回の無死一塁では佐々木がバントができずに遊ゴロの併殺プレーに倒れてしまった
これらのプレーによって、巨人は取りたかった得点を逃し、さらには試合の流れをヤクルトに与える結果となった
試合後、阿部監督は「バントだったり、細かいことができなかったから
勝手に僕らが向こうに流れをあげちゃった
序盤に取れる点を取れなかったのが全て」と述べ、戦力として期待していた泉口のパフォーマンス不足を認めた
泉口は今季76試合に出場し、打率.279を記録しているものの、この日は1打席目も見逃し三振に終わり、監督の厳しい目に耐えられなかった
チームはこれで最下位のヤクルトに痛い敗北を喫し、阪神とのゲーム差は9となった
今回の試合では、巨人のバント失敗が目立ち、重要な得点機会を無駄にしてしまいました。阿部監督はその結果に不満を示し、選手交代を行うなど厳しい姿勢を見せました。このように監督の采配と選手のプレーがチームの勝利に与える影響は大きいと再認識させられる試合となりました。
キーワード解説
- バントとは？：バントは、ランナーを進めるためにピッチャーからのボールにバットを軽く当てて打つことで、基本的に打球は転がることで進塁を狙う技術です。
- 懲罰交代とは？：懲罰交代は、選手が試合中に不適切な行動をしたり、期待されるプレーができなかった場合に、監督がその選手を交代させることです。
