試合後、巨人の阿部慎之助監督（46）は、特に3回に送りバントを失敗した泉口友汰内野手（26）を厳しく評価し、その交代を決断したことを明かしています
試合は初回から動きを見せました
両チーム無得点で迎えた2回、巨人は二死一、二塁の状況から丸の適時二塁打で1点を先取
しかし、直後にヤクルトの伊藤選手に同点タイムリーを打たれ、試合は振り出しに戻ります
その後、6回には中山選手のソロホームランで勝ち越しに成功しましたが、すぐさま無死二塁からオスナ選手に適時打を浴び、再び同点に
さらに8回、二死三塁から代打・宮本選手の打球を三塁手の坂本選手が捕球しきれず、その間にタイムリー内野安打が生まれ逆転を許しました
試合後、阿部監督は「序盤に得点を得られなかったことが全て」と語り、特に細かいプレーの重要性を強調しました
「バントなどの基礎的なプレーができなかったことで、相手に流れを渡してしまった」と落胆の表情を見せています
そして、3回の無死一、二塁のチャンスでバントを失敗した泉口選手については「今日は戦力にならないと判断し、交代させました」と厳しいコメントを述べました
次の試合は、7月19日から始まる首位・阪神との3連戦が控えており、巨人が得点を量産できるかに注目が集まります
今回の試合は、巨人が細かいプレーを失敗したことで流れを相手に渡してしまった典型例と言えます。監督の厳しい評価は、チーム全体に緊張感を持たせ、次回の阪神戦への準備を促す意味合いもあるでしょう。
キーワード解説
- 監督とは？：チームの戦略を立て、選手を指導し試合を指揮する役割を持つ人です。
- 逆転負けとは？：リードを奪っていたチームが、試合の後半に相手チームに得点されて負けてしまうことです。
- バントとは？：バッターがバットの先端をボールに軽く当てて、飛ばさずに塁上のランナーを進めるための技術です。
- タイムリー打とは？：ランナーが得点できるようにヒットを打つことを指し、特に重要な場面で打たれるヒットのことです。
