DeNA、広島戦で降雨コールドゲームにより辛うじて引き分け
2025年7月17日、横浜DeNAベイスターズは広島東洋カープとの対戦で、6回裏一死時点で降雨コールドゲームとなり、1―1の引き分けに終わった試合は開始早々から降り始めた激しい雨の影響を受けた
試合の流れと中断の影響
試合は、最初の中断から続く悪天候のため、計3度の中断が発生し、合計2時間21分の中断時間を記録したこれは、セ・リーグにおける降雨中断としての最長記録となり、選手たちは難しいコンディションの中でプレーを強いられた
試合序盤、DeNA先発のケイが2回表、二死からモンテロに対して先制の3号ソロを被弾し、劣勢に立たされる
しかし、4回には宮崎の遊ゴロの間に同点に追いつくことに成功した
監督の評価と選手の頑張り
試合後、三浦大輔監督は「このような厳しい天候の中でも選手たちはしっかりと戦ってくれた」とコメントし、選手たちの努力を称賛したまた、中断中は選手が体を動かしたり、集中力を切らさないように工夫していたことが明かされた
ブルペンの悩みと新戦力の台頭
DeNAは、守護神の入江選手がコンディション不良で登録抹消となる厳しい状況の中、昨季の守護神・森原康平選手が約2か月ぶりに一軍に昇格した彼は昨シーズン29セーブを挙げた実績があり、今季の二軍では防御率1.50を達成するなど、復調の兆しを見せている
新たな助っ人の成長を期待
また、オースティン選手の代役として期待されたマイク・フォード選手も現在二軍での調整中であり、依然として結果が出ていない三浦監督は彼の一軍昇格は「状態を見て」の一言で、今後の成長を期待している
次の試合では、藤浪晋太郎選手の新加入がチームにどのような変化をもたらすのか注目されている
今回の試合は、全体を通じて非常に困難な状況下で行われました。選手たちは降雨による影響を受けながらも、しっかりと戦う姿勢を見せたことは素晴らしいです。今後の試合でも、チームが一丸となって挑む姿を応援したいと思います。
キーワード解説
- 降雨コールドゲームとは？試合中に激しい雨が降っている場合、審判が試合を中止することを決定するルール。スコアが同点である場合、両チームの得点がそのまま記録される。
- ブルペンとは？試合中に投手が試合に出る前に待機している場所や、そこにいる投手を指す。試合中の投手の交代や、先発投手がピンチの時にリリーフ投手が出てくることがある。
- セ・リーグとは？日本のプロ野球リーグの一つで、パ・リーグと対を成している。セ・リーグは9チームからなり、主要な試合形式はリーグ戦とプレーオフで行われる。
