降雨コールドゲームでソフトバンクがロッテと引き分け、首位との差を縮める

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◇パ・リーグ ソフトバンク2-2ロッテ(2025年7月17日 北九州) この日の試合は、雷雨の影響で不可解な展開となった

ソフトバンクは2−2の6回にルーキー・川口冬弥投手(25)がロッテの上田希由翔内野手(23)にプロ初ホームランとなる2ランを打たれ、試合は一時4点をリードされる形となったが、降雨による中断が発生

最終的に6回が成立せず、5回までしか進行できないまま、降雨コールドゲームとなり引き分けに終わった

試合終了時、首位の日本ハムが逆転負けを喫していたため、ソフトバンクはゲーム差を2に縮める結果となった

この日の試合は「北九州劇場」ともいえる劇的な展開が繰り広げられ、観客の心に残るものとなった

小久保監督は試合後のコメントで「北九州市民球場のグラウンドキーパーや関係者の方々に感謝したい

天候のことは我々にはどうしようもない」と述べ、試合が成立したことに対する感謝の意を表した

試合は、5回までの得点がそのままカウントされる形での降雨コールドとなったため、川口にとってはプロ初失点が水の泡と化した

だが、本人は「悔しいし技術不足」と反省の意を示しつつも、他の選手からは「ついてるな」と声をかけられる一幕もあった

試合前に起きた雷雨による中断では、観客が「頑張れ、頑張れ、整備」とコールを送るなど、温かい雰囲気が会場を包んでいた

最終的には、観客の期待に応える形でソフトバンクが同点に持ち込んだ

今後のスケジュールとしては、19日から敵地西武との3連戦が控えており、小久保監督は「しっかりと準備を進め、後半戦につなげる良い形で締めたい」と意気込みを語った

この試合は予想外の降雨によって引き分けという形になりましたが、ソフトバンクにとっては負けを免れた点で意味があるのかもしれません。特に首位との差が縮まったことで、チーム全体の士気も向上するのではないでしょうか。【選手の成長とチームの戦力向上も期待できる場面となったようです。】
キーワード解説

  • コールドゲームとは?試合が途中で終了した場合でも所定のイニングが消化されている場合、その時点での得点が勝負に影響する特別なルール。
  • ルーキーとは?プロ選手として初めてのシーズンを迎える選手のこと。特に何も経験がないため、成長期待がかかっている。
  • グラウンドキーパーとは?野球場やサッカー場などのスポーツ施設ならびにその周辺地域の維持管理を行う専門の職業。

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