この新体制は、選手の体力的負担を助け、移動コストの削減を狙った動きとして注目されている
7月15日放送の『CBCラジオ #プラス！』では、光山雄一朗アナウンサーと山本衿奈がこの話題を詳しく取り上げた
グループの編成方法は
この再編策は、7月に行なわれたプロ野球オーナー会議で全会一致で承認された「1リーグ3グループ制」に基づいている現在の2軍は14球団で構成され、8球団と6球団に分かれて運営されているが、来シーズンからは5球団・5球団・4球団の3つのグループに分けられることになる
グループ分けは地域ごとに行われ、東グループには5球団、中グループには5球団、西グループには4球団が所属する予定だ
中日ドラゴンズは「中グループ」に位置し、埼玉西武ライオンズ、読売ジャイアンツ、横浜DeNAベイスターズ、くふうハヤテベンチャーズ静岡と同じグループになる
各グループの名称は後日決定される見込みで、スポンサーシップも検討されている
変わること、変わらないこと
来シーズンの試合数は、以前と同様に年間約140試合を予定しており、試合の約3割は他のグループとの「交流戦」として行われるそのほかの試合は、同じグループ内での対戦が中心となる
また、順位の決定に関しては、各グループの成績ではなく、14球団全体での勝率をもとに順位を決定する方針が示されている
さらに、シーズン終了後には上位4球団によるプレーオフ制度の導入が検討されており、これにより、ファーム日本一を決定する新たな形式が導入されることになる
プロ野球の2軍再編は、選手やファンにとって新たな試合の見どころを提供するチャンスです。地域密着型のグループ分けや、新しい試合形式は、競技の質を高める可能性があると言えるでしょう。
キーワード解説
- 1リーグ3グループ制とは？ プロ野球の2軍の運営方法が変更され、全体を3つのグループに分ける方式のことです。
- 交流戦とは？ 異なるグループに所属する球団同士が対戦するための試合を指します。
- プレーオフ制度とは？ シーズン終了後に上位のチームが争うトーナメント形式の試合のことです。
