西武・渡部聖弥が逆転勝利の立役者に、独自の思考法でヒーローに君臨

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西武ライオンズの外野手、渡部聖弥選手(22)が、特異な思考を武器に4-3での逆転勝利を導いた

7月17日に行われた日本ハム戦(ベルーナドーム)で、チームは連敗を3で止め、勝率を5割に戻した

渡部選手の一打は、今季のルーキーとしての意地を見せつけるものだった

逆転の立役者となった瞬間

5回裏、2点を追う場面で一死満塁というチャンスが訪れた

これまで相手先発、山崎福昌投手に5打数無安打と苦しんでいた渡部選手

しかし、初球のチェンジアップをとらえ、中前に同点となる2点適時打を放った

この打球は中堅手の五十幡選手に捕球されたが、二塁走者が三塁封殺を狙ったため、悪送球を誘発し、勝ち越しの走者が生還する結果に繋がった

ヒーローインタビューでの喜び

試合後、お立ち台に立った渡部選手は「最高の気持ちです

初球から甘いボールが来たら絶対に捉えてやろうという強い気持ちでした

入る前から狙い球は絞っていたので1球で仕留めました」と、振り返った

渡部選手は単に技術が高いだけでなく、冷静な分析力も持ち合わせており、その手腕は「新人離れしている」と評価されている

思考法の背後にある影響

彼の分析力向上には、ある書籍が影響を与えた

「エフォートレス思考」というこの本は、無駄な考えを省き、直線的に物事を考えることで最大限の成果を得ることができると説いている

渡部選手は、この考え方を体現し、実際のプレーに活かしている

データを武器にした戦略
最近、他球団に自分の打撃パターンを完全に分析された結果「ストレートはほぼ見せ球」と語る渡部選手

この日も、前もってデータ班が分析した山崎福選手の配球傾向を理解し、狙い球をチェンジアップに絞って打席に入ったと言う

こうした駆け引きの中で、努力を最小化し成果を最大化する戦略が功を奏した

渡部選手の逆転勝利に導いた一打は、彼の独特な思考法と冷静な分析が生み出した成果と言えます。自己啓発書からの学びを活かし、データを基に冷静に狙いを定める姿勢は他の選手にとっても模範となるでしょう。
キーワード解説

  • チェンジアップとは?ピッチャーが投げる球種の一つで、速球よりも遅い球で、打者のタイミングを外すためによく用いられます。
  • エフォートレス思考とは?必要のない考えを排除し、効率よく物事を進める考え方のことです。特にスポーツでは、無駄な動きや思考を減らすことでパフォーマンスを改善できます。
  • データ分析とは?選手のパフォーマンスや対戦相手の傾向を数字で分析し、より良い戦略を立てるための手法です。最近ではプロスポーツでも盛んに用いられています。

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