広島カープ、新井監督の勝負手と先発戦略に期待高まる

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広島東洋カープは、7月17日に行われた横浜DeNAベイスターズとの試合が降雨によるコールドゲームとなり、1-1の引き分けという結果に終わりました

試合は降雨による中断が3回あり、実際のプレー時間は1時間54分であるのに対し、中断時間は2時間21分に及ぶという、珍しい展開でした

試合後、新井貴浩監督(48)は選手たちを労いながら、「しっかり休んで、次につなげたい」と語りました

引き分け続きの厳しい戦況

広島は7月中、カード勝ち越しが実現しておらず、3勝9敗3分けという厳しい成績が続いています

これにより、選手たちの精神的にもゲームへの影響が懸念されていますが、新井監督はここで戦略を見直す必要があると判断しています

新戦略、先発中5日登板の導入へ

新井監督は、今季の先発陣において最近の成績をもとに「中5日登板」の戦略を取り入れる方針を示しました

中5日とは、先発投手が1週間に5日を待たずにマウンドに立つことを指し、これによりエース級の投手を早期に投げさせることで、上位進出を狙う狙いがあります

特に、エースの森下暢仁投手(27)や床田寛樹投手(30)の両者は防御率がリーグでも高い安定感を誇っており、重宝される存在です

今後の展望

カープは野球のオールスター戦での選手選出がなかったため、これからの試合で選手の調整をしやすい状況にあります

特に7月19日からのヤクルトとの3連戦は、後半戦に向けたローテーション戦略の重要な試金石となるでしょう

特に、大きなミッションともなる相手が首位の阪神、巨人、DeNAであり、上位進出は急務です

新井監督が導入を決定した中5日登板は、先発投手にもっと投球機会を与えることで、チームを再浮上させる重要な戦略です。ただし、選手の疲労管理や故障リスクも考える必要があります。しっかりとした戦略を立てなければ、今後の厳しい戦いを勝ち抜くことは難しいでしょう。
キーワード解説

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