中日ドラゴンズ・松葉貴大投手、監督選抜でオールスター初出場

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中日・松葉投手、初のオールスター選出を果たす

中日ドラゴンズの松葉貴大投手(34)が、プロ13年目にして初めてオールスターゲームに監督選抜で出場することが決定した

これまでのシーズンを通じて防御率2点台を維持し、横浜DeNAベイスターズの東克樹投手や阪神タイガースの村上宗隆選手とともに最も勝利を挙げた選手同士での激しい争いを繰り広げており、そのパフォーマンスが高く評価された

7日の発表時、松葉は「プロ野球選手として1度は選ばれたいと思っていたので、本当に嬉しい

これまではテレビで観る側だったが、自分が出る側になってワクワクしている」と喜びを語った

松葉選手の選出を祝したのは、彼の恩師である大体大学の中野和彦元監督(現GM)で、「非常に嬉しいですね」と言及した

松葉投手は2012年にオリックス・バファローズから1位指名を受けてプロ入りしたが、その道のりは決して平坦ではなかった

松葉は大学時代、東洋大姫路での1年目に背番号1を与えられるも、左肘の故障により一時は野手に転向した

08年のセンバツ大会では「2番・右翼」として出場し、注目を浴びた

しかし、大学でのライバル、関西国際大のエース松永昂大選手攻略のため、打撃投手として活躍し、再び投手の道へと戻ることができた

これにより、中野監督にその能力を認められ、投手としての再出発を果たす

松葉投手は、怪我の経験から、春季キャンプでは体との連携を重視している

「ブルペンで投げ込む際には、腕の角度や球を離す位置、足の上げ方にまで気を配り、オフの時期に作った体に合ったフォームに調整する」と述べ、毎年微調整を行いながら開幕に臨む姿勢を示している

野球が生活の中心だと語る松葉選手は、大学時代と変わらぬ信念を持ち続けているようだ

今回のオールスター出場は、彼が長年積み上げてきた技術と経験の結果であり、改めてその努力の結晶といえる

松葉投手のオールスター選出は、彼の努力と継続的な成長の証です。怪我を乗り越え、自らの信念を持ち続けてきた彼の姿勢は多くのファンや後輩たちに良い影響を与えることでしょう。これからの活躍も期待したいです。
キーワード解説

  • オールスターゲームとは?プロ野球の選手たちが年に一度集まって行われる特別な試合で、ファン投票や監督選抜により選ばれた選手が出場します。
  • 防御率とは?投手がどれだけ安定して相手チームに得点を与えていないかを示す指標で、値が低いほど優秀とされます。
  • ブルペン投球とは?試合の合間や前日に投手が行う練習投球で、コンディションを確認したり、投球フォームを調整するために行われます。

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