初勝利を目指す大津は、今回の試合に向けて万全の自信を持って臨む意向を表明した
これまでのシーズンで大津は3試合に登板し、0勝1敗、防御率は4・15と振るわない成績を残している
特に、5月14日の西武戦では5回途中で2失点と苦しんだため、以降は2軍での再調整を余儀なくされていた
2カ月間のファームでの経験を生かして、今季未熟な部分であったフォークボールの精度を向上させることが課題である
フォークボールは、多くの投手が決め球として重用する変化球であるが、大津にとっては昔から課題の球種であった
今季1軍での登板時にはフォークを17球投じたが、空振りを奪ったのは1球のみ
総投球227球に対する空振り率はわずか5・3%にとどまり、打者を抑えるためにはこの球の精度が重要とされている
試合に向けて大津は「2カ月間やってきたことを変に力みすぎずにピッチングしようと思います」と語り、自信を持って臨む構えを見せている
また、「筑後のほうが暑いので、ベルーナドームの暑さは苦ではない」と、トレーニング環境への適応力に自信を示した
2年目の先発として立場を確立するために、全力でチームのために投げると決意を固める大津
2025年のシーズンに向けて、彼の成長に期待が寄せられている
大津投手のファームでの再調整期間を経て、今季の初勝利を目指す姿勢には期待が寄せられます。選手が自身の課題を意識し、取り組んでいるのが印象的です。フォークボールの精度向上が成功すると、さらなる成長も期待できるでしょう。
キーワード解説
- フォークボールとは?:フォークボールは、投手が投球時にボールをつまんで投げることで、大きく落ちる変化を見せる球種です。投手がこの球種をうまく使うと、打者から空振りを取りやすくなります。

