巨人の石塚裕惺選手、フレッシュオールスターゲームを左手の負傷で辞退

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2025年7月18日、NPB(日本プロ野球機構)は、7月20日に香川県丸亀市で開催されるフレッシュオールスターゲームに選出されていた読売ジャイアンツのドラフト1位選手、石塚裕惺内野手が「左TFC損傷」のため辞退することを発表した

石塚選手は、この試合への出場を楽しみにしていたものの、健康を最優先させるという決断を下した

TFCの重要性

「TFC」とは、三角線維軟骨複合体(Triangular Fibrocartilage Complex)の略称で、手首の小指側に存在する組織のことを指す

この組織は手首の支持性と可動性を維持するために不可欠であり、損傷すると選手のパフォーマンスに深刻な影響を与える可能性がある

負傷の背景

巨人の桑田2軍監督は、石塚選手の負傷が、13日の2軍戦で受けた2死球の影響によるものではなく、3月に負った左手有鉤骨骨折の後遺症に近いと認めた

それに加え、彼は「蓄積疲労」の可能性についても言及しており、選手の健康管理の重要性を強調した

石塚選手の今後について

桑田監督は、石塚選手の今後について「やるべきことがあるので、プラスに捉えている」と語った

具体的には、走塁や守備、スローイングのスキルを磨く良い機会になることを期待しており、試合の出場が難しい間に戦略的な学びを得ることができると考えている

練習への参加
石塚選手は当日、ジャイアンツ球場で行われた3軍の練習に参加し、キャッチボールを行うなどしていた

その姿からは、大事には至っていない様子が伺えた

石塚選手が辞退したことで、若手選手達にとっては新たなチャンスが生まれ、競争が激化することが予想されます。選手の健康が最優先であるべきという理念も、より一層重要になったと感じました。また、石塚選手が回復し、今後の活躍が期待できることを願っています。
キーワード解説

  • フレッシュオールスターゲームとは?:若手選手の選抜チームが競い合う特別な試合で、将来のスター選手を見つける貴重な機会です。
  • 左TFC損傷とは?:手首の小指側にある三角線維軟骨複合体が損傷した状態で、痛みや可動性の制限を伴うことが多いです。
  • 蓄積疲労とは?:繰り返しの活動や運動によって体に溜まった疲れのことで、身体にさまざまな障害を引き起こす原因になることがあります。
  • 有鉤骨骨折とは?:手首の一部である有鉤骨が骨折した状態で、痛みや手の機能に影響を与えます。

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