阪神の大山悠輔選手、横田慎太郎さんの命日に感謝の言葉を述べる

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阪神タイガースの大山悠輔内野手(30)は、本日、甲子園で実施された全体練習に参加し、2年前に亡くなった元チームメートの横田慎太郎さんを偲び、改めて感謝の意を表した

事件が起きた日を迎え、彼は自らのプレーへの責任感を強め、これからの締めくくりとなる巨人との3連戦に向けて全力を尽くす決意を示した

2年前の7月18日、横田さんがこの世を去った日、大山は野球をできることの幸せをかみしめ、その感謝の気持ちを常に忘れないと誓った

「こうして野球ができることが当たり前じゃない」と語った大山の表情からは、切実な思いが感じられた

横田さんとの思い出には、彼が大山を「大山さん」と親しみを込めて呼んでいた記憶が蘇る

横田さんの死後すぐに行われた巨人との追悼試合では、大山は逆転2ランホームランを放ち、仲間に勝利を捧げた

彼はプレー後、天を仰ぎながらヘルメットを掲げ、仲間の成仏を願った

その後、阪神は18年ぶりにリーグ優勝を果たし、38年ぶりの日本一も達成した

横田さんのユニフォームもその喜びに加わった

「横田のためにプレーする」という気持ちを持ち続け、大山は引き続き仲間の存在を心強く感じている

明日から始まる巨人との3連戦において、大山はチームが求める結果を出す覚悟を示している

これまでの成績は打率.383、10打点とチーム内での好調を維持しており、通算1000本安打まで残り2本となっている

しかし、「1試合1試合しっかりやるだけ」と冷静に語り、まずは明日の勝利を目指すと意気込んだ

また、藤川監督も、巨人とのこのカードを重要な戦いと捉え、「開幕戦のときと同じ気持ちで挑むつもり」と語り、全体的に戦闘モードに入っている

19日に勝利すれば、巨人の自力優勝の可能性が消滅し、3連勝すれば貯金が20に達する見込みだ

この日は甲子園でしっかりと調整を行い、チームを引っ張る大山の活躍に期待が寄せられている

大山選手の横田慎太郎さんへの感謝の気持ちは、彼自身のプレーやチームに対しての姿勢にも表れている。命日という特別な日に、感謝の意を示す姿は、スポーツマンシップや友情の大切さを再認識させるものであり、多くのファンにも勇気を与えるものであった。
キーワード解説

  • ティー打撃とは?:選手がティーの上に置かれたボールを打つ練習方法で、バッティングの基本を学ぶために用いられる技術。
  • 逆転ホームランとは?:試合中に得点が劣っている状況で、ホームランを打って逆転できる点数を得ることを指す。
  • 通算1000本安打とは?:選手がプロ野球の試合で、ヒットを1000本打つことを指し、一つの大きな成果として位置づけられる。

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