試合はシーソーゲームとなり、3-3で延長に突入
頓宮は「なんとか前に飛ばそうとコンパクトに(振ることを)意識した」と語った
延長十回、先頭の太田がヒットで出塁し、無死満塁の好機が到来
ここで頓宮が5番手・鈴木の直球を見事に捉え、右翼へ打ち返し、勝ち越しの犠飛を決めた
この活躍によりオリックスはこの回に一挙5得点を挙げ、勝利を確実なものとした
頓宮は、チームメイトの活躍に感謝し、「前のバッターがみんなつないでくれたので、なんとか勝ちたいゲームだったのでよかった」と安堵の言葉を漏らした
試合は九回に流れが変わる場面もあった
4番手・才木が先頭打者の上田に四球を与えた際、一塁手の頓宮が「ムキになるなよ!」と声をかけ、冷静さを取り戻させた
この一声が功を奏し、才木は無得点に抑え、その後の十回の猛攻を呼び込んだ
頓宮は今シーズンから主将を務め、勝負強さが際立つ
得点圏打率はなんと353(68打数24安打)で、特にチャンスでの打撃においてその実力を証明している
また、練習時には常に先頭に立ち、チームの士気を高める存在でもある
チームはこの勝利で2連勝を飾り、首位の日本ハムとのゲーム差を3.5に縮めた
今後の試合でもこの調子を維持し、巻き返しを図りたいところだ
頓宮がチームの大黒柱としての役割を果たし、V奪還を期すオリックスにとって頼もしい存在である
この試合ではオリックスの頓宮選手が見事な活躍を見せました。特に延長戦における勝ち越しの犠飛は、チームを勝利へと導く重要な場面でした。また、キャプテンとしての役割を果たし、チームメイトの士気を高める姿勢も印象的でした。頓宮選手の存在は、チームにとって非常に大きなものであると感じました。
キーワード解説
- 犠飛とは?:犠飛は、バッターが打ったボールが外野に飛び、ランナーが本塁に帰るために進むことを助ける打撃のことを指します。
- 捕手とは?:捕手は野球のポジションの一つで、投手の投げたボールを受け止める役割を持つ選手です。ゲームの戦術にも大きく関わります。
- 得点圏打率とは?:得点圏打率は、ランナーが得点の可能性が高い位置にいる状態での打率を示すものです。この数値が高い選手は、重要な場面で活躍できる選手とされます。

