阪神・大山悠輔選手、横田さん命日に誓いを新たに

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阪神タイガースの内野手、大山悠輔選手(30)が、2023年に脳腫瘍で急逝した元チームメイト横田慎太郎さんの命日である18日、甲子園での全体練習後に意気込んで東京ドームへ向けて出発しました

大山選手は横田さんへの思いを再確認しながら、自身のプレーに臨む姿勢を語りました

横田さんとの絆

かつて「戦友」と語り合った大山選手は、横田さんのことを常に胸に留めています

「7・18」と刻まれたこの日は特に特別な意味を持ち、彼は「野球ができていることは当たり前ではない」との実感を持つことが大切だと述べました

2017年に入団した際、横田さんの病気が発覚し、彼の苦しむ姿をそばで見ていた大山選手は自らのプレーにその思いを込めています

追悼試合での逆転ホームラン

特に記憶に残るのは、2023年7月25日に行われた横田さんの追悼試合での出来事です

この試合で大山選手は、巨人の先発ピッチャーである菅野投手から逆転2ランホームランを放ちました

試合後のインタビューでは「横田の思いを胸に試合に臨んだ」と語り、彼のために全力でプレーすることを誓いました

今季巨人戦に向けた準備

18日の練習ではフリー打撃やノックなどを行い、翌19日から始まる巨人との3連戦へと備えました

今季の巨人戦では驚異的な打率・383、さらに10打点、1本塁打という成績を残しており、その抜群の相性を活かしてさらなる活躍が期待されています

次なる目標
大山選手は、通算1000安打まで残り2本と迫っており、その達成も視野に入れています

とはいえ、「チームで頑張るだけです」と冷静に語り、まずは目の前の試合へ集中する姿勢を見せました

「明日の試合を勝たないと意味がない」と、彼は重要性を強調し、毎試合を丁寧に取り組む考えを示しました

チームへの想いと横田さんへの思いを重ねながら、今後の活躍に期待が寄せられます

大山悠輔選手が横田慎太郎さんの命日に新たな誓いを立てたことは、チームの一体感や選手の人間性が感じられ、観客としても感動的なシーンであると感じます。選手たちが互いに思いやりを持ってプレーすることで、より強いチームができるのではないでしょうか。
キーワード解説

  • 脳腫瘍とは?:脳腫瘍は脳内またはその近くにできる異常な細胞の塊で、良性と悪性があります。症状が出やすく、早期の診断が重要です。
  • 逆転ホームランとは?:試合中に点数が逆転するホームランのこと。特に試合の流れを変える重要なプレーとされます。

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