広島新井監督、二俣選手に実演指導で打撃改善を目指す

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<ヤクルト-広島>◇19日◇神宮 広島東洋カープの新井貴浩監督(48)は、試合前の練習中に二俣翔一内野手(22)に対して実演指導を行い、打撃改善に向けた貴重なアドバイスを提供しました

二俣選手は今季ここまでの出場試合で打率1割5分、1本塁打、2打点と苦しい成績が続いており、若手選手としての成長が期待されています

新井監督は二俣選手が行った「ティー打撃」、つまりティーに置いたボールを打つ練習を注意深く観察し、自らボールにバットをぶつけながら指導を行いました

ティー打撃とは、バッティングネットやティースタンドを利用し、自分の打撃を確認するための練習で、特にスイングの軌道やミートポイント(ボールを打つ地点のこと)を把握するために有用です

指導中、新井監督は二俣選手のスイングや右肩の動きなどについても意識させることに努め、打撃フォームの改善に向けた熱心な指導を行いました

現役時代に通算319本塁打を記録した新井監督

彼の豊富な経験から生まれる指導法には、観衆を驚かせる強いスイングが垣間見える瞬間もありました

新井監督が二俣選手に実演指導を行った様子は、若い選手の育成に対する熱意が感じられました。選手への直接的なアドバイスは、その選手の今後の成長において大きな影響を与えるでしょう。指導者としての新井監督の姿勢は、現役時代に培った経験を生かしながら、若手選手の成長を助ける存在であり続けることを示しています。
キーワード解説

  • ティー打撃とは?ティー打撃は、バッティング練習の一環で、ボールをティースタンドに置き、打者が自由にスイングしてボールを打つ方法です。この練習により、自分の打撃フォームやスイングの軌道を確認することができます。
  • ミートポイントとは?ミートポイントは、バットがボールに接触する瞬間の位置を指します。正しいミートポイントを把握することは、打球を飛ばすために非常に重要です。

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