広島、ヤクルトに完敗で5位転落 監督が打線の問題を指摘

◆ＪＥＲＡセ・リーグ　ヤクルト３―１広島（１９日・神宮）　広島は、最下位のヤクルトに完敗し、再び今季ワーストに並ぶ借金５となり、７月以降では新井貴浩監督在任３年目で初めての５位に転落しました

試合は、ヤクルトの若手投手・奥川恭伸が７回を投げて３安打無失点という素晴らしいピッチングを披露

この結果、ヤクルトは今季初勝利を手にしました

広島は９回表に内野ゴロで１点を返すのがやっとで、最終スコアは１－３でした

先発投手の森下暢仁は7回を投げ、2失点を許しましたが、直近の5試合で5敗を喫し、今季10敗目を記録

これは、両リーグで単独最多となり、昨季の自己ワーストに早くも並ぶ結果となっています

新井監督の試合後のコメント

試合後のインタビューで、新井監督は以下のように語りました

森下投手について

「粘り強く試合をつくったと思います」

打線について

「足も絡めようとしながら、かみ合わなかった

甘い球はあったと思うんだけど、それをなかなか仕留め切れていない

」

引っ張る存在について

「誰か出てきて欲しいとは、もちろん思っている

辛抱強くやっていきたいと思います

」

ファビアン選手について

「内容的にはちょっと上がってきているかなというふうには見えます

」

広島の現状は厳しいものです。特に打線の不調が目立ち、新井監督の言葉からもその問題が浮き彫りになっています。特にファビアン選手の不調は心配されます。チームとしての結束が必要ですが、果たしてどのように改善できるでしょうか。

キーワード解説

• 完敗とは？試合において相手チームに全く勝てない状態を指します。
• 借金とは？チームが持つ勝ち数よりも負け数が多い状態を表し、これを「借金」と呼びます。
• 粘り強いとは？逆境にめげずに努力し続けることを意味します。
• 打線とは？チーム内で打撃を担当する選手たちの組み合わせを指します。
• ４番打者とは？チームで最も打撃能力が高いとされる選手がバッターボックスに立つ順番のことを言います。