先発投手の森下暢仁(27歳)は7回を投げて2失点という安定した投球を見せたが、打線はヤクルトの先発・奥川(おくかわ)に抑え込まれ、得点を奪うことができなかった
森下はこの試合まで防御率が2.27と優れた数字を残していたが、チームは負けを重ねており、今回は自身5連敗目、今季は早くも10敗(5勝)となった
前日の試合で中日が勝利したため、広島は順位を下げた形となっている
新井監督のコメント
試合後、新井貴浩監督(48)は森下の投球について「粘り強く試合を作ったと思います」と評価しつつ、打線の不調についても言及「甘い球はあったと思うんだけど、それをなかなか仕留め切れていない」とし、選手たちに向けた期待の言葉も発した
打線の支援が求められる
新井監督は「誰か出てきて欲しい」と語り、チームに必要な自信や力が選手から生まれることを期待しているまた、4番を務めるファビアン選手については、「内容的にはちょっと上がってきているかな」と期待も込めつつも、全体としての打線の奮起が求められている
広島の試合結果は監督や選手の意気込みとは裏腹に厳しいものでした。特に、森下が良い投球をしても打線が支えられなかったのは残念です。今後、打線がどのように形を変えるのかに注目です。
キーワード解説
- 防御率とは?:防御率は、投手が投げたイニングあたりに許す得点の平均を示す指標です。低いほど好成績とされます。
- 4番バッターとは?:4番バッターは通常、チームの中で最も打撃力のある選手が務めるポジションで、得点を奪う重要な役割を持っています。

