西武、今井の乱調でソフトバンクに完封負け

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◆西武0―4ソフトバンク(19日、ベルーナドーム) 西武ライオンズは、19日に行われたソフトバンクホークスとの試合で先発の今井達也選手の不調が影響し、0対4という結果で敗れた

この試合により西武は連敗を喫し、再び借金1に戻った

今井は今季10度目の零封負けを迎えた

今井の投球内容

今井選手は、ブルペンでの登板からあまり時間が経っていないにも関わらず、最初から制球に苦しむ展開となった

初回には3四球を与え、1死満塁のピンチを迎えたが、2者連続の三振を奪い切り抜けたものの、この回だけで39球を投げた

次の3回も再び2つの四死球を与えるなど苦しい展開を強いられ、無失点で切り抜けるも、相手打線に随所で応じられてしまった

失点の場面

4回の守備では、無死二塁で牧原大成選手に適時二塁打を許し、先制点を奪われた

続く2死一、三塁の場面では中村晃選手に2点目の適時打を許し、試合の流れを掴まれた

結果として今井は5回105球を投げたが、6安打2失点で降板し、今季3敗目を喫した

打線の苦戦

一方、西武の打線はソフトバンクの先発リバン・モイネロ投手を前に、わずか2安打に抑え込まれ、打線の不振が際立っている

初回には渡部聖弥選手が左前打を放ったが、その後はタイラー・ネビン選手が投ゴロに倒れるなど、2回以降の7イニングでは無安打に終わり、来日初の完封勝利を献上してしまった

新外国人選手のデビュー
この試合では、5番指名打者として来日初出場を果たしたJ・D・デービス選手は、3打数無安打という結果に終わり、期待を背負ったデビュー戦ながらも打開策が求められる展開であった

この試合では西武がソフトバンクに完封され、今井選手の乱調が痛手となった。特に初回から味方に負担をかける投球が続いたことが敗因の一つだ。打線も相手の好投に阻まれ、得点が奪えなかったのは大きな問題である。この状態が続けば、シーズン後半に向けて厳しい課題となるだろう。
キーワード解説

  • 零封負けとは?:試合で得点を取られずに負けることを指します。この試合では西武が0点で終わったため、零封負けとなりました。
  • 先発投手とは?:チームの一番最初に登板する投手のことを指し、試合の流れに大きな影響を与える役割を担います。
  • 四球とは?:投球がストライクゾーンを外れ、バッターがボールを4球見送ることによって与えられる一塁への走者のことです。

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