阪神が巨人戦を制し連敗を止める、接戦の末に後半戦へ弾みをつける

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
 「巨人0-4阪神」(19日、東京ドーム) 阪神が連敗を2で止め、巨人との接戦を制した

これにより阪神は今季の対巨人戦で4連勝を達成し、通算成績は12勝4敗となった

この勝利で、宿敵である巨人の自力優勝の可能性が消滅した

 試合は0-0で迎えた延長11回、阪神の佐藤輝が決勝となる25号2ランホームランを右中間スタンドへ放ち、感情を激しく表現しながら本塁へ向かう姿が印象的だった

さらに2死一塁の場面で、坂本も左越えの2号2ランを打ち追加点を奪った

 試合内容は両者の先発投手、阪神の村上と巨人の山崎伊の投手戦となり、前半戦最後の対戦カードでもあった

阪神は四回に森下の二塁打でチャンスを作ったが、続く打者が倒れ無得点に終わった

また、六回でも近本の二塁打からチャンスを演出したが、バント失敗が影響し得点には結びつかなかった

 七回には佐藤輝が四球で出塁し、大山が一、二塁間を破り無死一、二塁の好機

しかし、小幡の犠打と坂本の申告敬遠により満塁のチャンスもつかむが、高寺と代打・糸原が三振に倒れて得点を逃す結果となった

 一方の村上は三回まで無安打で打者9人を抑える完璧なピッチングを見せ、四回にはピンチを迎えつつも無失点に抑えるなど、安定した投球を続けた

 試合後、村上は「先頭打者の出塁が多く、なかなかリズムに乗れなかったが、相手投手も素晴らしい投球をしていた中でゼロで粘れたのはよかった」と話し、次への意気込みを示した

 この勝利により、巨人の自力優勝の希望が消え、リーグの1位と2位のチームによる激しい直接対決は、現在のゲーム差を今季最大の10まで広げる結果となった

今回の試合は阪神が巨人戦での連勝を続け、自らの立場を有利にする重要な勝利となりました。佐藤輝選手の決勝ホームランは試合のハイライトとなり、観客を沸かせました。村上選手の投球は光を放ち、チームの必死さも伝わりました。これからの試合でも両チームの活躍に注目が集まります。
キーワード解説

  • 佐藤輝とは?阪神タイガースの選手で、ホームランや打撃において素晴らしい能力を持つプロ野球選手。
  • 村上とは?阪神の先発投手で、安定した投球を続ける実力派のピッチャー。彼のピッチングは試合の流れを大きく左右する。
  • 巨人とは?日本のプロ野球チームで、高い人気と伝統を誇る存在。阪神とともにライバル関係にある。
  • 自力優勝とは?他のチームの結果に依存せず、自分たちの勝利だけで優勝が決定できる状態のこと。
  • 延長戦とは?試合が同点の状態で終了した際に、勝敗を決するために行われる追加のイニングのこと。

SNSでもご購読できます。