注目を集めているのは、未来富山のエース左腕・江藤蓮（3年生）である
彼は最速145キロのストレートを持ち、試合では13奪三振を記録し、7回を投げて2失点と力投した
江藤は、プロ野球選手としての期待を込めて複数のNPB（日本プロ野球）スカウトに視察されており、そのパフォーマンスは間違いなくプロの注目を浴びるものとなった
江藤は試合中、スピードガンで最速143キロを計測された
3回までに7奪三振を記録し、特に7回の1死一、三塁の局面では2者連続で空振り三振を奪うなど、その実力を存分に発揮した
江藤は試合後、自身の投球について次のように振り返った
「直球には自信がある
直球を待たれていても、打たせないという気持ちで投げました
いい打線なので、どのイニングもしんどかったけど、要所でギアを上げながら自分の投球ができたと思います」と、冷静な分析を見せた
創部8年目の通信制高校である未来富山に現れた江藤は、今年4月に高校日本代表候補の強化合宿にも招集されるなど、大きな期待を背負っている
試合のヤマ場にはDeNAを含むNPB6球団のスカウトが球場を訪れ、阪神の竹内孝行球団本部副本部長は「体に力があり、投球フォームのバランスも良い
制球も安定していて、崩れる感じも見受けられない
ここから、さらに上げていけるかを見ていきたい」とその成長を楽しみにしていると語った
◇江藤 蓮（えとう・れん）2007年（平19）5月19日生まれ、長野県須坂市出身の18歳
小2から須坂マイナーで野球を始め、小4から豊野アップルズ、中学では千曲ボーイズに所属
未来富山では1年春から背番号18でベンチ入りし、1年秋から背番号1
1メートル80、87キロ
左投げ左打ち
江藤選手の投球は非常に注目に値します。プロのスカウトが彼の試合を見守る中、そのパフォーマンスは期待以上のものでした。特に、打者を翻弄する奪三振ショーは、彼の将来を感じさせる見事なものでした。今後の彼のさらなる成長を楽しみにしています。
キーワード解説
- 奪三振とは？：打者が投球を打ち返せずに三振することを指し、投手の能力を示す重要な指標です。
- スピードガンとは？：投手の投球スピードを測定するための器具で、プロ野球のスカウトや解説者が選手の能力を判断する際に使用します。
- プロ注目とは？：将来的にプロ野球選手としての活躍が期待される選手のことを指し、スカウトの注目を受けることが多いです。
