青柳晃洋、マイナーリーグで無安打無失点の快投を披露

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ペンシルベニア州リーディングで行われた試合で、フィリーズ傘下の2Aリーディングに所属する青柳晃洋投手(31)が、レッドソックス傘下のポートランド戦に先発し、今季最長の5回を投げて無安打無失点を記録しました

青柳は5四球と4三振を奪い、マイナーリーグでの初勝利を手にしました

試合の詳細

青柳は今季2Aでの先発回数を4試合に増やし、1勝2敗、防御率は6.91という成績です

彼にとって約9日ぶりの登板となる試合では、初回に制球が乱れ、3四球を与えるも、最後は見逃し三振で無失点に抑えました

2回には2点の援護をもらった直後、先頭を歩かせましたが、後続を抑え、3回は3者凡退

4回も再び先頭を四球で出しましたが、二ゴロの併殺打を活かし、無失点を維持しました

青柳はこの日75球を投げ終え、5回を投げ切ることができました

青柳のキャリアの歩み

青柳は昨オフに阪神からポスティングシステムを利用してフィリーズとマイナー契約を結びました

3Aでのシーズンは防御率が3点台で堅調でしたが、6月には成績が悪化し、6月26日に2A降格となりました

その後、11日にはプロスペクトの育成や投球イニング制限の目的から「ディベロップメント・リスト」にも入っていました

今季3Aでの成績は19試合で防御率が7.45に達し、マイナー全体での成績は23試合で1勝3敗、3ホールド、防御率7.22という厳しい数字となっています

しかし、今回の無安打無失点の快投は、彼にとって再起のきっかけとなるかもしれません

青柳投手の無安打無失点の快投は素晴らしいもので、彼の今後の活躍に期待が寄せられます。特に、マイナーリーグでの試練を乗り越え、再び自信を取り戻す瞬間に立ち会えることはファンにとって非常に嬉しい出来事です。青柳の投球内容からも、彼が新たなステージで素晴らしい成績を収められる可能性を感じることができました。
キーワード解説

  • ポスティングシステムとは?選手が所属するチームから他のチームに移籍したいときに使う制度で、選手が自由に移籍先を決められる仕組みです。
  • 防御率とは?投手がどれだけ効果的に相手を抑えられているかを示す指標で、与えた失点を投球回数で割った数値です。
  • ディベロップメント・リストとは?若手選手の育成や投球イニングの管理を目的として選ばれる特別なリストで、選手がマイナーリーグで特定の時間帯に活躍することを促しています。

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