巨人・赤星優志が4回降板、シーズン初の100イニング達成も反省の内容に

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2025年7月20日、東京ドームで行われたJERAセ・リーグの巨人対阪神戦において、巨人の赤星優志投手が4回3安打2失点、2四死球の成績で降板しました

この試合は赤星選手にとって重要な意味を持つもので、その理由としてシーズン初の100イニング到達が挙げられます

試合のスタートは良好でした

赤星は初回、先頭打者の近本選手を左飛に打ち取った後、中野選手を遊飛、森下選手を見逃し三振に仕留め、素晴らしい立ち上がりを見せました

一方で、2回には小幡選手に変化球を右翼スタンド中段へ運ばれ、先制点を許しました

この「変化球」とは、投手がボールの回転や軌道を変えることで、打者をだます球種のことです

赤星選手は3回に入り、2者連続で三振を奪うパフォーマンスを披露し、無失点でこの回を乗り切りました

しかし、4回には先頭から連打と四球で満塁のピンチを招いてしまいます

その後、小幡選手に犠牲フライを浴びて2点目を献上しました

続く坂本選手には死球を与え再度満塁となりましたが、後のバッターを抑え最少失点で切り抜けました

そして4回の裏には、赤星選手の打順が回ってきたものの、岸田選手が代打として送られ、そのまま降板となりました

前回登板である13日のDeNA戦では、赤星選手は5回を投げ切ったものの、今回も再び5回を投げることはできず、今後の調整が求められます

今回の試合で赤星選手はシーズン初の100イニングを達成したものの、満足のいく結果とは言えません

次回以降の投球に期待したいところです

赤星選手の投球は良い面と課題が見えた試合でした。初回の立ち上がりや3回の投げっぷりを見る限り、非常に安定したピッチングを見せていたと思います。しかし、4回の満塁の場面では変化球を狙われるなど、調整が必要な部分が見受けられました。次回の登板でもう一度立て直してほしいですね。
キーワード解説

  • 変化球とは?投手がボールの回転や軌道を変えることで、打者をだますための球種です。通常、ストレートとは異なるスピードや軌道を持つことが多く、打者にとっては予測しづらい球になります。

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